あってはいけない展開 ページ49
ちょっと浸かりすぎたかな？
濡れた服は明日洗濯するとして、インナーっぽい服の上にいつも部屋着みたいに着ている羽織を着る。
そろそろ新しくしたいから、コトブキ村に行きたいなぁ。
次は、どんな色でどんな柄にしようかな、なんて考えていると、着替え終わって、特に余計な事は考える事なくセキさんの元に行くことができた。
セキさんは、座ってまだ雨の勢いの収まらない外を見ていた。
『上がりました。それにしても、このスペースで2人で眠れますかね､､､？』
セキさんの横に座って話しかける。
セキさんが1人で集落の方を見ているのに、後ろから話しかけるのは嫌だった。
セキ「おう､､､Aか。そうか､､､ここで寝るんだよな、俺､､､。」
セキさん、いつもと違う。
『コンゴウ集落のことですか？』
図星だとでもいうように、セキさんの目が開いた。
『大丈夫ですよ、なんて言葉じゃ片付けられないですけど、私はこの集落を信じられます。だって､､､セキさんが長なんですし、余所者ギンガ団員の私を温かく受け入れてくれてますからっ！』
話した後で顔が熱くなった。
とにかく何か伝えたくて1人で沢山喋ってしまった､､､。
ずっと目を見て話していたけど、今すぐにでも目を逸らしたいほど恥ずかしい。
セキ「､､､A。」
名前を呼ばれて、ドキッとする。
セキ「ありがとな､､､。やっぱ、いつもAに元気もらってんな、俺。」
『え､､､？セキ、さん？』
激しい風が家に入り込み、囲炉裏の火は消えかかる。
ふっと、薄暗くなった。
セキさんのいつもよりも、真剣な表情、落ち着いたような声、私に迫ってくる体､､､。
もう、どうしようもない。
私は、セキさんの瞳をじっと見ていた。
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浜梨 - ありがとうございますっ！がんばります！ (2022年3月26日 20時) (
レス) id: a1b88eee36 (このIDを非表示/違反報告)
みふゆ(プロフ) - 浜梨さん» 『みふゆ様』､､､､やめて？なんかすごい人みたいに聞こえるから。浜梨様もコメントありがとうございました。頑張ってください！！ (2022年3月25日 0時) (レス) id: 7dd75f235c (このIDを非表示/違反報告)
浜梨 - ありがとうございます！まさかみふゆ様からコメントをもらえるとは思ってませんでした､､､！嬉しいです。これからも更新頑張りますのでよろしくお願いいたします。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 1ea72a763a (このIDを非表示/違反報告)
みふゆ(プロフ) - こんにちは！設定からとても好きです。主人公ちゃんの性格も大好き。イモモチ先輩さいこー！！ (2022年3月24日 18時) (レス) id: 09db8ba3bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浜梨 | 作成日時：2022年3月21日 3時
