とんでもない名案 ページ44
雨に当たると段々と体温が下がっていくのを感じた。
私は、半ば無理矢理セキさんについて行ってお屋敷へと歩いている。
せっかく送ってもらったのだが、おかげで私の顔があんなに赤くなってしまったのだから、このぐらいの我儘は許してほしい。
『お屋敷､､､無事だと良いですね。』
落ち着いたところで、話しかけてみる。
セキ「ああ。俺の部屋が少し古くなってたから心配ではあるがな､､､。あんだけ良く作られてんなら大丈夫か！」
よかった、いつも通りに話せた。
無駄に照れる事になるとまた恥ずかしいので黙って歩く事にした。本当に無事だといいけど､､､。
セキさんの予想は見事に裏切られてしまった。
お屋敷こそ、無事ではあったので良かったが、雨漏りが酷いらしい。しかも、特にセキさんの部屋がほぼ水浸しという状況ということだった。
セキ「早く修理しときゃあ良かったなぁ。今夜何処で寝りゃあいいんだか､､､。」
セキさんが困った顔をしている。
他の住人の家も、雨漏りが多くて作業に追われていると聞いた。
私の家は、丈夫だったんだ､､､。
じゃあ､､､。
『セキさん、私の家で寝たらいいじゃないですか。』
セキ「Aの家､､､？」
セキさんが目を見開いて言う、、
『も、もちろん私はどこか別の家でお世話になります。私の家は丈夫ですし､､､！』
セキ「そりゃあ名案だ！だが、お前を別の家に寄越すと狙われるかもしれねぇ､､､。」
あ、そうか､､､。
うーん、どうしよう､､､。
すると、セキさんはとんでもないことを言い出した。
セキ「今日だけは､､､一緒に泊まるか！」
『えっ、ええっ／／／⁈』
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浜梨 - ありがとうございますっ！がんばります！ (2022年3月26日 20時) (
レス) id: a1b88eee36 (このIDを非表示/違反報告)
みふゆ(プロフ) - 浜梨さん» 『みふゆ様』､､､､やめて？なんかすごい人みたいに聞こえるから。浜梨様もコメントありがとうございました。頑張ってください！！ (2022年3月25日 0時) (レス) id: 7dd75f235c (このIDを非表示/違反報告)
浜梨 - ありがとうございます！まさかみふゆ様からコメントをもらえるとは思ってませんでした､､､！嬉しいです。これからも更新頑張りますのでよろしくお願いいたします。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 1ea72a763a (このIDを非表示/違反報告)
みふゆ(プロフ) - こんにちは！設定からとても好きです。主人公ちゃんの性格も大好き。イモモチ先輩さいこー！！ (2022年3月24日 18時) (レス) id: 09db8ba3bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浜梨 | 作成日時：2022年3月21日 3時
