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「なんだこれはー⁉」



そこはドイツのとあるロボット製作所。ドイツはイタリアから計画書を受け取り、自分の家に帰ってゆっくり確認しようとし、今正に、それを開いたところなのだ。


あまりにも大きい声で叫んでしまったので、隣の部屋で話し合いをしていたプロイセン、フランス、スペインが駆け込んできた。



「どうしたヴェスト⁉何があった⁉」


彼らの目に入ってきたのは、計画書を手に持ち、ワナワナと震えているドイツの姿。



「…あ、いや…この計画は何だと思って…いきなり大きな声出してしまってすまなかった…」




ドイツがなんとかそう言うと、プロイセンはやっぱりな、とでも言いたげな顔をする。



フランスはドイツからその計画書とやらを受け取り、スペインと二人で覗き込む。



「あー…思ってたより可愛らしいな。」


そうなのだ。防衛用ロボットのはずなのに、いかに戦闘不向きな容姿をしているのだ。日本が特性などを加えて、問題は無さそうなのだが…




「これはどっちかっていうとメイドとかやってそうな子やな。」



スペインは苦笑して言う。いかにもひ弱です。といった感じの華奢な体つき…いや、ボディ。この子がマシンガンなんかを構えたらある意味怖そうだ。



「…はぁ。まぁ、今から変えるのもな…よし、造ってみるか…」




ドイツがそう意気込んだ時、ガチャリとドアが開く。そこには見慣れた銀の髪がフワッとしている、ロングコートを羽織った青年が立っていた。


「日本君達に頼まれていた材料、持ってきたから使ってね!」



ロシアはそう言ってドサドサッと四人の前にそれらしき物を置く。



そして、彼は部屋を出ていこうとしたとき、フイッとこちらを見ながら言う。


「それ、僕の自腹なんだから、失敗したらただじゃ置かないよ?コルコルッ♪」




彼はそれだけ言い残して、この部屋を後にした。これは…失敗は許されないようだ。




「……兄さん、任せた。」


「ヴェスト!?」



その後、ちゃんとスイス等に費用を賄ってもらいながらみんなでロボット造りに取り組みましたとさ。

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  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
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南伊「俺のピッツァ、やるよ。」

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ふにゃこ(プロフ) - コメント失礼します!近未来モノでヘタリア…。すごい発想です。なんか、本当に紀田さんはすごいです…。 (2016年3月25日 2時) (レス) id: a9be79f543 (このIDを非表示/違反報告)
紀田日和(プロフ) - 莉愛さん» ごめんなさい、学校行ってました!(汗) (2016年2月15日 17時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - こんにちは (2016年2月15日 15時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» ボード行けないので…。 (2016年2月15日 8時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» 行けましたか? (2016年2月15日 7時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス x他1人 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年2月1日 13時

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