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「Grazie!Aちゃん‼あの波に溺れてたかと思うと、怖かったよー‼」



イタリアはAに抱きつく。ハンガリーやスペイン、フランスなども関心の目でAの功績を讃える。



「さすが、防衛用ロボってとこやな〜。…にしても、未来予知までできるなんて…」


「イギリスの野郎…よくやったなぁ…」



フランスはその場にいない、イギリスを誉めている。初めての未来予知がこなせたAはもう、これからはパターン化されてしまったので、何でもかんでも予知することができてしまう。



(この後、ロマーノさんがジェラートを買ってきて、彼の背中をプロイセンさんが軽く叩き、ジェラートが落ちる。ロマーノさんは彼を怒って、ハンガリーさんが笑って…みんなで遊んだ後はそれぞれの国に帰り、僕はイタリアさんの家にお世話になる。夕食はシーフードのピッツァ。そして─…でも、それは沢山ある可能性の中の1つ…)



未来予知が始まってしまうと、もうキリがない。次から次へと未来の映像が流れ込んでくる。


「A…?どうしたんだよ、おい‼」



次々と流れ込む映像に耐えきれなくなったAは頭を押さえ、うずくまってしまった。ロマーノはそんな彼女の背中をさする。



「…うぁ…ぃやだ…」



映像ばかりが頭に埋め尽くされ、現実世界が見えなくなってきた。キモチワルイ。ナニモワカラナイ。ナニガホントウナノ?



これはどんな感情?なにがなんでも当てはまる?これは─…



“怖い”



さっきイタリアが言ってたのは、きっとこの感情。



「怖い…です…」



あらゆる映像、数式、景色に溺れていく…




「Aちゃん⁉どうしたの⁉何が怖いの⁉」



イタリアの声が頭に響く…でも、ノイズがかかってうまく聞き取れない…



怖い。僕はいったい、どうなるの…?何も考えたくない…意識が薄れていく…



イギリス、彼が言っていたことを思い出す。



…─もし、怖くなったり、ショートしたときには助けを呼べ。お前はデータに忠実に動くことしかできないからな…俺ら、国が何とかしてやる─…



まだAが意識を持ってからは話していないが、プログラミングしている際に言っていた気がする…



彼はいわゆる、Aを造り出した親の様な存在だ。…なんとなく、彼の言うことを信じるべきだと感じた。









「助けて…イギリス…」

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南伊「俺のピッツァ、やるよ。」

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ふにゃこ(プロフ) - コメント失礼します!近未来モノでヘタリア…。すごい発想です。なんか、本当に紀田さんはすごいです…。 (2016年3月25日 2時) (レス) id: a9be79f543 (このIDを非表示/違反報告)
紀田日和(プロフ) - 莉愛さん» ごめんなさい、学校行ってました!(汗) (2016年2月15日 17時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - こんにちは (2016年2月15日 15時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» ボード行けないので…。 (2016年2月15日 8時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)
莉愛(プロフ) - 紀田日和さん» 行けましたか? (2016年2月15日 7時) (レス) id: 4a9ae00163 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス x他1人 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年2月1日 13時

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