No.43 ページ47
Aside
とりあえず中に入って、と言われ、家の中におじゃました。
お母さん「まさか、偶然会えるだなんて。今でも信じられないわ」
ころん「いや、僕たちはこの家を探してたんだ」
お母さんがきょとんとして、なぜか久遠の方を見た。
久遠「あ、お母さん…！私、謝りたいことがあるの」
これは…。2人きりにした方がいいヤツ…？
『私、ルームツアーしてこようかな…？ころ兄たちも一緒にいこ』
私のしたいことを感じ取ってくれたのか、
るぅ兄も部屋を出ようとドアに手をかけた。
ころん「え、え？Aとるぅとくん、どこ行くの？」
何が何だかわかっていないころ兄を、
るぅ兄は無言でドアのところまで引っ張っていく。
ガチャッと音を立ててドアが閉まると、静かな空間に包まれた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
久遠「ころ兄〜！お母さんが一緒に話そう、って」
数分で帰ってきた久遠が、ころ兄に言った。
あと、今気づいた。久遠、ちょびっと半泣きだ。
でも、顔はスッキリしている
ころん「わかった。行ってくる」
………。
ころ兄も同様、数分で帰ってくると、今度はるぅ兄を呼んだ。
『最後は私かぁ…』
なんて言われるんだろ…？
『久遠は、お母さんになんて言われた？』
近くにいた久遠に聞いてみる。
久遠「んふふ。ナイショ」
そう言って、また黙ってしまった
るぅと「次、Aの番です」
『うん。ありがと』
返事をしたあと、ガチャっとドアをあけた
すぐそばにあるソファに、ずっと会いたかった人が座ってる
お母さん「A、こっちにおいで」
言われるがまま、お母さんが座っているソファの隣に腰をおろした
お母さん「これまで４人きりにしちゃってごめんね。大変だったでしょ」
『…うん。でも、楽しかった』
コレはほんと。ウソじゃない。
お母さん「そっか。あと、無理してない？ちゃんとご飯食べてる？」
『ええっと、…うん。ちゃんと食べてる』
思わず、反射的にうつむいた。
だって、それはウソだから
お母さん「ふふっ。昔からのクセは、まだ直ってないみたいね」
そう言って、私の頭をなでると、ギューって抱きしめられた
『や、やめてよ…！私、子どもじゃないし！』
お母さん「えぇ〜？まだお母さんの子どもだもーん！」
そう言ってまた、強く抱きしめられた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 208人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫 音 。(プロフ) - プリ小説で書かせてもらってる者です！以前コメントした事があるのですか覚えてますかね⁉️覚えて完結おめでとうございます👍🏻プリ小説で書いてるのがなんと66人の人にお気に入り登録して貰えてます！ (3月7日 22時) (
レス) @page50 id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！！！ (3月7日 20時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - 音湖さん» こちらこそ、ありがとうございます！がんばってください！！ (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - るるなさん» ありがとうございます！！ (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ああああああああ、あああああありがとうございます！！！！！！勿論、URLを貼らせてもらいます！！！(?)き、許可もらえると思ってなかったので。。。本当にありがとうございます！！！ (3月7日 18時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すかいソーダ | 作成日時：2023年8月24日 19時
