病弱な妹を持つ私【青】【黄】

No.4 ページ5

ころん「ちょっとA！起きて！」




『んぅ…？』



…うるさいな。声の音量考えらんないの？




ゆっくり目を開けたら、すぐそこにころ兄の姿が。



『うわあああぁぁ！？ｹﾎｯ』



の、のどが…。



ころん「うるさっ！もう夜の9時！声の音量考えてよ」



“それはあんたもでしょうが”と言いそうになったが、寸前のところで止めておく。





…というか、もう9時！？どんだけ寝てたの私！




しかもぜんっぜん体力回復してないし。




ころん「夜ご飯、シチュー。温め直してさっさと食べて」



ころ兄なりに、優しさなんだろう。




…そんな優しさいらんけど。




『…今はお腹空いてない。久遠にでもあげれば？』



ころん「だめ。久遠はAに宿題教えてもらえなかったって半泣きで、ご飯食べれる感じじゃない」




いや私も気持ち悪いからご飯なんか食べたくないんですけど。



ころん「とりあえず下に降りてきて。話はそれから」



『あーはいはい…』



もう最近あーはいはいが口癖になってきたんだけど、どーしてくれんのよ。




心の中でぐちぐち言いながら、リビングまで歩く



るぅと「あ、やっと起きました？どんだけ寝てるんですか。久遠が心配しています」



朝よりもキツく睨んできた。もちろん、私も睨み返す。



久遠「るぅ兄もAもケンカしないでよ〜。私、全然気にしてないから！」



るぅと「やっぱり久遠は優しいです。誰かさんにその優しさを譲ってあげて欲しいくらい」




『…ケンカ売ってんの？だったら買うよ、そのケンカ』



ころん「Aもるぅとくんもやめなって！さっさとシチュー食べて寝る！」



バチバチ火花を散らしてる私たちを見て、ころ兄が止めに入ってくる。



なんで止めんの？いいところなのに。((



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きりが悪くてすみません！
ちょっと文字数が…笑

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