検索窓
今日:6 hit、昨日:28 hit、合計:42,002 hit

No.31 ページ34

Aside

カランコロン♪

と音を鳴らしながら、カフェのドアが開く。


だが私は内心あせっていた。

だって…、ここ、私がバイトしてるとこじゃん!!!

店長とか顔馴染みの人がいたらどうすんの!

『状況ヤバすぎない…?』

久遠「うん?なんか言った?」

さっきに比べてだいぶ顔色がマシになった久遠が、こっちをくるっと振り返る。

『なんでもない。さっさと席着こ』

そう言ってテーブル席に行こうとした時。



ころん「え!なんで3人ともいんの!?」

エプロンをつけたころ兄がパタパタとこっちに駆け寄ってきた。

るぅと「ちょっといろいろありまして。ここでお話することになったんです」

ころん「何を、」「じゃあ2人とも、席につきましょ」

うわー。るぅ兄、ころ兄のことをさえぎった…

なんて思う暇もなく、るぅ兄は進んでいくので私たちもそれについていく。

るぅと「さて。まず最初に聞きます。あの男の人は誰ですか?」

やっと座れた!と思ったら単刀直入の質問。

久遠「えっと、私たちのお父さん…です」

るぅと「はあっ!?あの人が?」

突然のるぅ兄の大声に、驚いてこくこく頷く久遠。

るぅと「…コホン。気を取り直して、A。お父さんはなぜAたちの場所を知っていたんですか?」

…いや、そんなの私も知りたいよ((

『…わかんない。でも、偶然会ったみたいな反応はされた』

るぅと「なるほど…。2人もわからないんですか…」

ころん「お待たせー!事情話したら帰っていいよって店長に言われたから帰ろ!」

私服で私たちの方に向かうころ兄の背中に、人影が見えた。

店長「あーっ!A!なんでここにいるの!?」

…あー、終わった。人生終了グッバイエンド。

ころん「え?店長、うちの妹知ってるんですか?」

店長「知ってるも何も、ここでバイトしてるもん」

店長からの爆弾発言により、ころ兄とるぅ兄の顔色が変わった。

ころん「どゆこと!?バイトしてるなんて言われたことないけど!?」

…え?うん。言ってないもん((

るぅと「それにバイト代はどうしてるんですか」

『生活費にプラスしてるけど』

平然と答えると、2人とも顔を歪めた。

No.32→←必ず見てください。(お話❌)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紫 音 。(プロフ) - プリ小説で書かせてもらってる者です!以前コメントした事があるのですか覚えてますかね⁉️覚えて完結おめでとうございます👍🏻プリ小説で書いてるのがなんと66人の人にお気に入り登録して貰えてます! (3月7日 22時) (レス) @page50 id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ありがとうございます!!!頑張ります!!!!! (3月7日 20時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - 音湖さん» こちらこそ、ありがとうございます!がんばってください!! (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - るるなさん» ありがとうございます!! (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ああああああああ、あああああありがとうございます!!!!!!勿論、URLを貼らせてもらいます!!!(?)き、許可もらえると思ってなかったので。。。本当にありがとうございます!!! (3月7日 18時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すかいソーダ | 作成日時:2023年8月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。