No.22 ページ24
更新遅くなってすみません！
では早速、どうぞ！！
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久遠side
…空気悪いなぁ。
Aが家を飛び出した頃から1時間ぐらい経ったけど、ころ兄とるぅ兄はずっと黙ったまま。
ふたりとも暗い顔して、俯いている。
久遠「ね、ねぇ！A、お腹空いて帰ってくるかもしれないし、夜ご飯の準備しない…？」
なるべく明るめに言ったつもりだけど、自分の声が震えていた。
るぅと「…それもそうですね。久遠の言う通りです」
ころん「でも…！Aを探しに行かなくていいの！？もう1時間たったんだよ！？」
珍しく感情的になってるころ兄に、私もるぅ兄も目を見開いた。
ころん「それにA、学校で倒れてたんだよ！？久遠もだけど！」
久遠「そ、それはっ！私のせいなの！」
私の口から出たカミングアウトに、ころ兄が固まった。
るぅと「どういうことですか…？Aも久遠も、体調不良で倒れたんじゃ…」
久遠「…うん、それもあるけど…。私とAが、無理して走っちゃって…」
ころん「…確か久遠って、走ったら咳が止まらなくなるよね…？」
久遠「…うん。ごめんなさい」
俯いて、なんとか溢れそうな涙をこらえる。
ころん「じゃあどうして…((ｶﾞﾁｬｯ」
話が悪い方向に進んでいる中、玄関の方から「ただいま」という声がした。
『…なにこの悪い空気。ケンカでもしたの？』
首を傾げながら、真顔でAが尋ねてくる。
今まで黙っていたるぅ兄が、口を開いた。
るぅと「どこ行ってたんですか！？どれだけぼくたちを心配させるんです！？」
ころん「まあまあ！るぅとくんも落ち着いて！」
Aはそんな2人の兄たちを無視して、2階にあがろうとしていた。
久遠「Aっ！心配してたんだよ！？どうして家出て行っちゃったの？」
思わずAのところに駆け寄って、聞いてみる。
『…久遠には関係ないでしょ。あんたも部屋に戻って、勉強すれば？』
Aは鬱陶しそうに顔をしかめながら、自分の部屋に入っていってしまった。
…私に関係ないことないでしょ。なんで言ってくれないの。
私はAのこと、全部知ってるよ？
真面目じゃないけど、頭は良かったり。
素直じゃないけど、ほんとはすごく優しかったり。
それに…ーー
Aが私より病弱だってことも。
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紫 音 。(プロフ) - プリ小説で書かせてもらってる者です！以前コメントした事があるのですか覚えてますかね⁉️覚えて完結おめでとうございます👍🏻プリ小説で書いてるのがなんと66人の人にお気に入り登録して貰えてます！ (3月7日 22時) (
レス) @page50 id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！！！ (3月7日 20時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - 音湖さん» こちらこそ、ありがとうございます！がんばってください！！ (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - るるなさん» ありがとうございます！！ (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ああああああああ、あああああありがとうございます！！！！！！勿論、URLを貼らせてもらいます！！！(?)き、許可もらえると思ってなかったので。。。本当にありがとうございます！！！ (3月7日 18時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すかいソーダ | 作成日時：2023年8月24日 19時
