No.11 ページ12
ころんside
うっ、うそでしょ！？Aまで倒れてんの！？
僕は目を見張った。
ころん「とりあえず久遠をっ」
そういえば、抱いたままだった。
急いで保健室に入り、すぐそばにあるベッドに久遠を下ろす。
ころん「次は…」
僕はAの方を向く。
初めて見た。あんな苦しそうな顔。
なんで僕、Aの体調のこと気づかなかったんだろう
朝の自分にばかやろうって言ってやりたい。
ごめん、A。
心の中で何度も謝りながら、Aのところへ行く。
そっと抱き上げて、久遠の隣のベッドに寝かせた。
それにしても…
軽すぎない？なんなら久遠より軽かったよ？
あの身長でこの体重は、食生活が心配になるくらいやばかった。
ころん「ふぅ…」
でも、やっと体の力が抜けたような気がする。
そんなタイミングで、保健の先生がやってきた。
保健の先生
「あらまあ、どうしたの？莓宮くんは高等部でしょ？」
この先生、僕の事なんで知ってるの…
ころん「妹たちが倒れちゃって。今日は早退していいですか？」
保健の先生
「もちろんいいわよ。でも珍しいわね、Aちゃんが倒れるなんて」
ころん「はい。体調を崩しているのも久々に見ました」
保健の先生
「えっ…？もしかして、まだ聞いてないの？」
な、何を…？
保健の先生
「Aちゃんはびょ((ﾌﾟﾙﾙﾙｯ」
保健室の電話が鳴って、大事なところが聞こえなかった。
“びょ”ってなんだ…？
保健の先生
「莓宮くん、ごめんねぇ。
わたし、大事な用事ができちゃったから職員室に戻るわね。
担任の先生には言っておくから、帰っても大丈夫よ」
早口で言って、慌ただしく保健室を出て行った。
嵐みたいな先生だなぁw
ころん「さて…。流石に2人をひとりで家まで連れて行くのは大変だなぁ」
僕はいまだに目を覚さない妹たちの方を見た。
ころん「よし。るぅとくん呼ぼ」
あ、でも…。
もう二限目始まってるよね…？
…仕方ない。校内スマホ禁止だけど、スマホでるぅとくんに電話しよ((
僕はスマホで、『るぅとくん』と書いてある連絡先を押す。
2コール目で、るぅとくんの声が聞こえた。
るぅと【ちょっところちゃん！今授業中ですよね！？なんでかけてきてるんですか！】
ころん【ごめん！Aと久遠が倒れちゃったから、保健室来て！もう早退の許可とってるから！】
るぅと【はぁ！？今どこにいるんですか！】
ころん【保健室！とにかく早く来てね！】
そう言って、半ば強制的に電話を切った。
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紫 音 。(プロフ) - プリ小説で書かせてもらってる者です！以前コメントした事があるのですか覚えてますかね⁉️覚えて完結おめでとうございます👍🏻プリ小説で書いてるのがなんと66人の人にお気に入り登録して貰えてます！ (3月7日 22時) (
レス) @page50 id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ありがとうございます！！！頑張ります！！！！！ (3月7日 20時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - 音湖さん» こちらこそ、ありがとうございます！がんばってください！！ (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - るるなさん» ありがとうございます！！ (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ああああああああ、あああああありがとうございます！！！！！！勿論、URLを貼らせてもらいます！！！(?)き、許可もらえると思ってなかったので。。。本当にありがとうございます！！！ (3月7日 18時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すかいソーダ | 作成日時：2023年8月24日 19時
