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No.10 ページ11

ころんside



今は一限目が終わって、休み時間。自分の席でだらだらしている。



うちの学校は中高一貫校だから、久遠とAが通っている中学校は隣にある。




つまり、久遠にいつでも会いに行けるってこと!




でももうすぐ授業が始まるので、僕は行くのを諦めた。



先生も教室に入ってきて、クラスメイトも席に着いていく。



そんな中、1人のクラスメイトが、焦った様子で僕の席に近寄ってきた。




〇〇「ころん!お前さ、妹いるだろ?その妹が中等部の方で倒れたって騒ぎになってる!」





…え?もしかして久遠…?





ころん「どっ、どこで!?中等部のどこ!?」




〇〇「保健室の前!せんせーに伝えとくから、早く妹の所に行ってこい!」




クラスメイトの声を聞き終わる前に、僕の足は中等部へと向かっていた。





久遠はAと一緒に家を出たんじゃないの…?


まさかA、学校に来なかった…?





考えれば考えるほど、Aに対する怒りが湧いてきた。




ころん「くそっ」




何がなんなのかわからなくて、自分でも戸惑ってる。




靴も変えずに高等部出てきちゃったけど、今は気にしてる場合じゃない。






無我夢中で走って、中等部の下駄箱についた。




ここからでも見えるくらい、人が集まってる。



やっとのことで人の波をぬけて、久遠のところにたどり着いた。



久遠の顔は真っ青で、息もあがってる。



ころん「久遠!大丈夫!?今ベッドにっ…!」




久遠を抱き抱えて、保健室に入ろうと足を踏み入れようとした時。




僕は気づいてしまった。










ーー久遠の下にいる、もうひとりの妹の存在に。

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紫 音 。(プロフ) - プリ小説で書かせてもらってる者です!以前コメントした事があるのですか覚えてますかね⁉️覚えて完結おめでとうございます👍🏻プリ小説で書いてるのがなんと66人の人にお気に入り登録して貰えてます! (3月7日 22時) (レス) @page50 id: 22e9f0b0d2 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ありがとうございます!!!頑張ります!!!!! (3月7日 20時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - 音湖さん» こちらこそ、ありがとうございます!がんばってください!! (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
すかいソーダ - るるなさん» ありがとうございます!! (3月7日 19時) (レス) id: 3d82e6db30 (このIDを非表示/違反報告)
音湖(プロフ) - すかいソーダさん» ああああああああ、あああああありがとうございます!!!!!!勿論、URLを貼らせてもらいます!!!(?)き、許可もらえると思ってなかったので。。。本当にありがとうございます!!! (3月7日 18時) (レス) id: 67c9f7276d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すかいソーダ | 作成日時:2023年8月24日 19時

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