【#コンパス】Restart.

PROLOGUE. ページ2

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「×××おねぇちゃん、だ〜いすきだよ！」

『あ、むり尊い死ぬ。結婚式いつにしよっか？』

「えっ……？」

「じゃあ、明日にでも式挙げようぜ。俺チャンと……、って、おおい、無言でフルカノ構えんな」

『次、戯言言ったらナタデココにしてやる』

「おいおい、そんなに俺チャンの事嫌いか〜？」

『……嫌い、に見えるか？』

「……いんや、好きなんだろ？」

『……言ってろ』

「ふふっ……。×××おねぇちゃんと、×××おにぃちゃんは、仲良しなんだねっ！ なかよしこよし〜！」

『うむ、最高に可愛いが変な解釈は止めてくれ』





天使と堕天使との思い出も。







「わっわわ、×××ちゃん……？ ど、どうしたの？」

『ん〜……？ ちょっと抱き締めたくなっただけ。ほら、誰にだって、寂しくなる時は有るでしょ』

「うん……、うん、そう、だね……」

『×××も、好きな時に甘えてきてくれて良いから』

「うん……、っ、ありがとうっ、×××ちゃん……」

「あ〜っ！ ×××が浮気してる〜！」

『う、わ、×××……、や、これは違って……』

「何が違うの？ ×××以外とそんな事して……、どてっ腹に鉛をぶち込んじゃうよ？」

『ちょ、ま……、ほ、ほら、×××も来い！』

「！ ……、ふふっ、沢山、ぎゅーってしてね！」





ガンナー組との思い出も。








「×××、準備は良い？」

『もち、いつでも行けるぞ』

「よし、じゃあ……」

「『"顔落書き作戦"開始！』」

「ほう？ 誰の顔に落書きするつもりだ……？」

『誰って、そりゃもちろん……、え……？』

「げ……、×××……」

「私の部屋の前で何を企んでいる？」

『べ、別に×××の顔に落書きしようとは思ってないぞ……。な、なぁ、×××……って、居ない！？』

「×××なら既に逃げたぞ」

『あんの、裏切り者めがっ……』

「さて、詳しく話を聞かせて貰おうか」

『え、あ、ちょ、ま……、うぁぁぁあああッ！』





悪友と死神との思い出も。







「ふふっ、×××。頬に生クリーム付いてるわよ」

「っ野蛮女……。×××さんに気安く触れるな」

「あら、やだ、嫉妬？ 男の嫉妬は見苦しいわね」

「違う。ただ、俺は……」

「悔しいなら、貴方も拭ってあげれば良いじゃない。まぁ、触れると凍らせてしまうなんて不安になっている意気地無しには到底無理でしょうけど」

「俺はお前と違って大切に想っているだけだ」

「私の方が可愛がってるわよ」

『優雅にお茶してるだけなのに、何この戦場感ェ』





犬猿の仲達との思い出も。

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