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「ふーんふーん♪」
「ご機嫌だね
エトロ」
「うん
まぁね♪」
今からデミウルゴスに私の造った分身......
NPCとも言える者を送り込む...
この上なく楽しみだわ
「これから帝国に行くんだけどついてくる?」
「んー
お風呂でも入っておくわ
ごめんなさいね」
「......?
楽しいことでもあるの?」
「すっごく楽しいことね
......もしかしたら新たな命が産まれるかもしれない
......ああ楽しみで仕方ないわ
...本当に......」
「......たまにエトロって外道みたいな顔するね」
「だって楽しいじゃない
まぁ私は基本Sだよ
考え方は、ネジ曲がってないけど、
相当だと思うよ
ああ時にアインズ」
「ん?」
「村......
と言うよりドラゴンいない?」
「ドラゴン......?」
「そそ
なーんかね
本気で闘いたくなっちゃった」
「エトロの本気はダメだよ」
「あはは......
ねぇアルベドと闘ってもいい?」
「...んー
アルベドは例え超位魔法を三回唱えても、無傷だけど......
アルベドを失うには少しな」
「......守護者の中で唯一守備に優れたものよ
少しはお手合わせをと思ったのだけど......
まぁいいわ
あなたのアルベドを傷付けたくわ無いしね」
「俺のじゃないよ
俺達のだよ
エトロ」
「どーかしら?
......まぁいいわ
頑張ってね
アインズ」
「ああ」
「いってらっしゃい
......アインズ」
「ああ
行ってくるよ
エトロ」
「ええ...」
......一人になるのは......慣れっこだったのにな
......このアインズ・ウール・ゴウンのみんなにであって私は...
一人になるのが怖くなってしまったんだ...
羽根でそこらを飛びながら移動する
...私はいつになったらアインズみたいに笑えるのかな
しっかりしなきゃダメなのに......
《そんなことだから...
そんなことだから...
あなたは......》
「くっだらない
......過去は戻らない」
......弱かったから......
死んだんだ
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作者名:神無 | 作成日時:2017年1月12日 10時