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ユールは再度寝言を言ってから目を覚ました
「アインズ様......
ここは......」
「私の自室だ
にしてもあれはなんだ?」
「......すみません......
詳しく覚えていません...」
覚えていない?
どういう事だ?
「覚えている範囲で構わない
教えてくれ」
「...確か......
アインズ様とお話をしてから......
アインズ様と闘って......それから気を失いました」
「最初の魔法は覚えているか?」
「......確か......はい」
「二回目の《サイレント・プリズン》は?」
「そこからの記憶が曖昧です...
恐らく......
きっと......
ガタが外れたんだと思います......」
ユールが言うには我を忘れていたらしい
......まぁ
闘いが起こらないようにするべきかな...
「ユール
汗をかいただろう
風呂にでも入れ」
「はい」
「では......」
俺はベッドから離れようとするとユールは俺のローブを引っ張ってた
「あの......アインズ様......」
「なんだ?」
「何か...ご無礼はありませんでしたか?
......ありましたら...
その......」
「問題ない
ユール
無礼など働いてなかったぞ」
ユールは「それは良かったです」と言ってフニャッと笑った
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作者名:神無 | 作成日時:2017年1月12日 10時