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『……ふふ、今日からここが私の新しい家なんだね。』
もう見慣れてきた一室をくるりと見渡して、キヨくんに笑ってみせる。
『これから住まわせていただきます、(人1)です！改めて、よろしくね！』
これから一緒に生活するんだから、きちんと挨拶はしなくちゃね。……キヨくん相手だけども。
キ「ふは、そんなかしこまらなくていいっての。」
『で、でも！やっぱり、ひ、必要かなって思って…』
あたふたしながら答えると、ぽんぽんと頭を撫でられた。
キ「…おう、よろしく。」
『……っ、うん！』
＊
『……ハッ！じゃあ、これからはこのもちもちクッションともずっと一緒なんだ…！やったぁー！』
わーい、と小さな子供みたいにソファーに寝っ転がってクッション抱きしめる。
キ「……おい、腹出てんぞ。」
『……えっ！？嘘！』
キ「うん、嘘。」
キ「……あとコレ、没収な。」
ひょいっとクッションを取られて、テーブルの上に置かれる。
『えー！？ちょ、返してよ！……うぅ、届かない…。』
キ「……ダメ、返さない。」
ちゅ、と鳴るリップ音。
『んっ………ちょ、なんでキスする必要があったの…』
キ「…いや、それは……」
自分からしたくせに、顔を赤くして頭をガシガシと掻き出すキヨくん。
………あれ？もしかして、
『……ヤキモチ、妬いてたの？』
……なんて、ちょっと自惚れてみる。
キ「っ！……あーそうだよ！なんか悪いか！？」
まさかの図星だったのか、真っ赤な顔のまま怒り出すキヨくんを見て、思わず笑ってしまう。
『…ふふ、ううん。そっか、ヤキモチ妬いてくれてたんだ。嬉しいなぁ』
えへへ、とゆるい笑みが零れる。
キ「っ！」
すると、キシッとソファーのスプリングが軋む音がした。
『……へ、キヨ、くん？』
キ「……あのさ、お前危機感とか無さすぎ。」
『…危機感？』
キ「……だって、こんなに足晒してさ。」
『ッひ、…でもこれ、キヨくんが選んだやつでしょ……』
キ「うるせ」
『理不尽ッ………ひゃっ！？』
ひょいっと抱き抱えられ、寝室へと連れていかれる。
ベッドにぽすっと降ろされ、まるで逃がさないとでも言われているかのように追い詰められる。
『き、キヨくっ……んっ、ふぁ……あ、』
深いキスをしながら、服のボタンを外される。
『だ、ダメだよ…まだお昼なのにッ』
キ「……いいから、」
『えっ、ちょ……んっ』
………お昼からなんて、辛いよキヨくん…。
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狐羽(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます！（笑）そう言っていただけるととても嬉しい限りです！ (2016年10月1日 21時) (
レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
おかか - 今私の頭の中(何この癒される(バ)カップル( ^o^)<ン“ン“ン“ン“ン“)と、なっております(笑) (2016年10月1日 20時) (レス) id: b950937163 (このIDを非表示/違反報告)
狐羽(プロフ) - 花さん» ありがとうございます…(´；ω；｀) (2016年8月19日 8時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
花 - えっ。面白い(真顔) (2016年8月19日 4時) (レス) id: e5a110fb49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐羽 | 作成日時：2016年8月7日 14時
