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第一話 ページ3

…コツコツ





すらっとした長い脚、透き通るような灰紫の瞳、光を受けるとキラキラと光る艶やかな金髪…






この人物はマフィア内にも絶大な人気をたたえており、かつ女性陣からも人気だ…






任務でも必ず先頭に立ち部下たちを守る、優しいく頼もしい人でもあった。







そんな、皆から愛されている彼女にも悩みがあった…





それは…恋人であるはずの中也の態度だ。






『中也〜、入るね。』






私は返事を待たずに部屋の中に入った。






中也「来るなら来る前から連絡は入れろ。」






『でも、そういって連絡入れたらいつも忙しいからってまったく取り合ってくれないじゃない!』






忙しいってわかってるよ…





中也ががんばってるって知ってるよ…






でも、寂しくて仕方ないんだ。







中也「しょうがないだろ。俺は手前みたいに暇じゃねェンだ」






『…何それ。私がずっと仕事しないで遊んでるっていうの?』






中也ははっとしたように顔を上げたが私にはもう見えてなかった。






『もういいです。』







私はさっさと部屋を出た。






自分の執務室に入りずるずるとドアの前にしゃがみ込む。






『なんで…?なんでこうなっちゃったんだろう…』






いつ?私何か悪いことしたかな?






貴方を怒らせるようなことしましたか?






するとコンコンとドアが叩かれた。







私は急いで机に向かうと『どうぞ。』と言った。






部下「失礼します。済みません。Aさんあての荷物がこんなに届いていて…」






『うわぁ…今日もすごい量だね…』






部下「はい、後いくつかあるので持ってきちゃいますね!」





『いつもありがとね。助かるよ(ニコッ』





部下「いえ…(癒しだっ!)」





部下がすべて私宛の荷物や手紙を持ってきてくれると私はそれらを読み始めた…





すると手紙の中から見慣れた便箋があった。






『これは…』

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美桜 - 葛城時雨さん» 了解しました!できれば書いていきたいです(>_<) (2018年5月2日 22時) (レス) id: 8a0d68665a (このIDを非表示/違反報告)
葛城時雨(プロフ) - どっちも見てみたいです。 (2018年5月2日 22時) (レス) id: bb590e074f (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - ワドさん» 了解です!!できればどっちも書きたいのですが最近ネタが尽きてきましたm()m (2018年5月2日 20時) (レス) id: 9630f0b0ae (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 二次元好きのAliceさん» 了解でございます!!応援有難う御座います!! (2018年5月2日 20時) (レス) id: 9630f0b0ae (このIDを非表示/違反報告)
二次元好きのAlice(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!オチは太宰さんでお願いします!! (2018年5月2日 19時) (レス) id: 0920b6d53a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cjs146406/  
作成日時:2018年4月4日 22時

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