中也が最近冷たすぎるので私太宰さんのところに行かせていただきます【文スト】

第十五話 ページ18

『で？この後どうするの？』







私たちはさっき太宰が云っていた「うずまき」に来ている。






私はカプチーノを呑みながら太宰に説いた。






太宰「ん〜、どうしようね〜Aは行きたいとこある？」







いざとなるとあんま行きたいとこってないな〜






スーパー…そもそも逢瀬らしくないし…







ショッピングモール？






なんか買うものあったっけ？







私はう〜んと頭を悩ませながら考えていると太宰がいきなり笑い出した。







太宰「ｱﾊﾊﾊ…！」





『え？！なんで笑ってるの？！私可笑しいことした？』






太宰「いや、してないけど可愛いなって。」







『可愛////』






嗚呼、太宰はさらっとこんな好きでもない人に言えるんだからすごいよな〜





『太宰///こういうことはちゃんと好きな子に云ってあげなよ？///』





私はまだ赤みの非かない頬を押さえながら云った。





すると、太宰は私の髪を一房掬い口元に持って行った。





太宰「私はAが好きなのだけどね。」






そういって髪に接吻を落とす。





『ッ！/////』






太宰「ていうのは冗談で…」





太宰は髪を離すとそういった。





『///////』







私は恥ずかしさのあまり俯いた。







そしてふと思った。







あれ、私なんでこんなに太宰にドキドキしてるの…？

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