夜の世界の殺し屋たち。 (ページ29)

今日:15 hit、昨日:12 hit、合計:169,447 hit

. ページ29

【樹】

買い物を終わらせて高地と共に急いで家に戻った。

樹「依頼が入ったって本当？」

北斗「うん。これが今回のメール。」

北斗がパソコンで開いていくれたメールの画面を高地と共に読んだ。

高地「ここって、めちゃくちゃ有名な組じゃん。」

北斗「そうなんだよ。で、この組の名前を名乗って違う奴が依頼をしてきてるんじゃないかって気になったから調べてみたんだけど正真正銘、組の関係者のパソコンだった。」

樹「じゃあ、本当ってことね。」

ジェシー「依頼はどうする？」

樹「そりゃあ、受けるでしょ。」

高地「いいんじゃない？受けようよ。」

北斗「じゃあ、受けるってことでメール返しておくわ。」

依頼を受けることを決定すると慎太郎が心配そうに俺に話しかけてきた。

慎太郎「でも、いいの？明日、お父さんの命日でしょ？依頼受けたらバタバタしちゃうし、気持ち落ち着かないでしょ。」

樹「大丈夫だよ、心配しなくても依頼はちゃんとやるから。」

慎太郎には若干の俺への心配が残ってるようだけど、『わかった。明日は俺らに任せてお父さんのところ行ってきな。』と言ってくれた。

こんな仲間がいるなんて最高だよな、本当。