夜の世界の殺し屋たち。 (ページ3)

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【樹】

あー、暇すぎる。

最近は依頼が全く入ってこない状態が続いて俺らは暇で仕方がなくて。

慎太郎「ちょっとコンビニ行ってくるー。皆、欲しいものない？」

京本「俺、喉乾いたから適当に飲み物買ってきてよ。」

慎太郎「じゃあ、全員分の飲み物、適当に買ってくるよ？」

樹「お願いねー。」

なんて、本当に休日みたいな日々を何日も続けて送っていた。

慎太郎が家を出て行った直後、突然きょもが大きな声を出した。

京本「あ！」

樹「なに、どうしたの？」

京本「来てたよ！依頼！」

ジェシー「え！本当？」

きょもが発した『依頼』という言葉に飛びつくように俺らはパソコンの前に這いつくばった。

そこには依頼のメールが表示されていて。

北斗「．．．.殺したい人がいます、だって。」

メールの題名を読んだ北斗がマウスでクリックして本文を俺らと一緒にチェックする。

樹「そういうことね．．．.。」

俺は本文を読んでからそうつぶやいた。