白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 【男主】

Ｎｏ．２２ ページ23

若利さんのチームのマッチポイントになってしまった



A｢あの、天童さん｣



天童｢なぁに？｣



A｢なんで、今若利さんにブロックを……｣



天童｢あー……


さっきのセットアップ、あと１点で若利くんのチームはマッチポイントだったでしょ？｣



A｢はい……｣



天童｢マッチポイントを取れれば俺たちのチームにプレッシャーがかかるし、そんな大事な場面なら若利くんを使うかなーって思ってさ！｣



A｢えっと……それってつまり……｣



天童｢読み間違いだネ！ごめんねー｣




うぉぉぉぉい！！！



読み間違いで済む話じゃないだろ！！



……忘れてたけど、この人ゲスブロッカーだった



読みと直感



俺のリードブロックとは真逆……




A｢取り返しましょう｣



……



…



そうは言ったけれど



天童｢〜♪｣



A｢(危ねぇ！！)｣



この人のブロック



天童｢覚ったりー！！！｣




めっちゃやりづらい！！

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