白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 【男主】

Ｎｏ．１７ ページ18

A｢ああああ……｣



｢大丈夫、指宿くん？｣



朝から若利さんとロードワークして



ようやく安らぎの学校が始まった




A｢うん大丈夫、ありがとう(ﾆｺｯ)｣



｢っっ！！｣




急に赤面しちゃった、またか




てゆうか俺、こんなんで朝練始まったら着いて行けるのか……？




五色｢A！！｣



A｢なんだよ工｣



五色｢なんだよじゃない！！牛島さんとのロードワーク、俺を置いていきやがって！！｣



A｢工が起きないのが悪いんだろ！！｣




……



…




午前四時



A｢おい工、起きろ｣



五色｢zzz……｣



A｢……若利さんとロードワーク行くんだろ？｣



五色｢(ﾋﾟｸｯ)｣



A｢(起きたか？)｣



五色｢おれぇは、エースになりますぅぁぁぁ！！！｣



ゴッ……



A｢ふごっ！！……｣




……



…



A｢俺の鼻にアッパー食らわせやがって……(ｲﾗｯ)｣



五色｢うっ……それは悪かったけど……｣




まさか寝ぼけた工に鼻アッパーを食らわせられるとは……



鼻血が出なかったから良かったけど




一様これ(顔)商売道具だぞ




｢あのさ、指宿くんってさ｣



A｢うん？｣




同じクラスの女の子に話しかけられる




｢間違ってたらごめんね



……モデルとか、やってた？｣




A｢う〜ん〜……まぁ中学の時にちょっとね｣



｢やっぱり！！｣



言うか言わないか迷ったけど、いつか知られるくらいなら今言っちゃうか



｢雑誌で見たことあったと思ったの！！｣
｢ほんとにモデルなんだ！！｣
｢今はやってないの！？｣
｢お姉ちゃんもモデルだよね！｣



A｢皆、アハハ

落ち着いて、ね｣



五色｢Aモデルだったのかぁぁぁぁぁぁぁ！！！？｣



A｢お前が一番落ち着け！！｣

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