幻想譚〜それぞれの物語〜

博霊大結界どうなってんのよ by紫 ページ10

パルスィ「残念だったね」
ギル「うむ…まさか偽物とはなぁ…」
派手に「最強の剣じゃないのかー！」と叫んでしまった。
お空「なら核融合使うといいよ！」

俺にはそれは無理だな。
お燐「まぁ諦めなきゃいいのさ」
ギル「まあな」
ん？

さとり「でもなんで武器を集めるんですか？」
ギル「平たく言やぁ趣味だな」
こいし「幻想郷ではあんまり使う人いないよね」…んん？

キスメ「このあとは？」
ヤマメ「何処か寄るの?」
ギル「いや、真っ直ぐ帰ろうぜ」
勇儀「飲み比べしようぜ」
ギル「今日こそ俺様が勝つ！」
…んんん？

ギル「なんで皆来てんだ！?」
全員「なんとなく？」
紫「楽しそうにしてるわね」

ん？次元の狭間からおb
紫「地獄への道、案内しますよ？」
お姉さんが出てきた。

紫「地底の妖怪にホイホイと出られては困るんですよ」
ギル「そりゃ聞き捨てならねぇ、こいつらが悪いことしたわけでもないのになんだそりゃ！?」

納得いかねえな、いきなり出てきて。

紫「ならこうしましょ。私と貴方が戦って、私に認められたら許可します」
ギル「望むところよ！」
………
弾幕は不得手なので、紫の攻撃に耐えられればいいらしい。

紫「では早速…」
む、光弾か。こんなもんこうだ！
ギル「疾風怒濤！」
気合い一閃、小竜巻を巻き起こす！

紫「おや、私の光弾が…なかなかどうしてやりますね」
ギル「へっ、このていどか？」
紫「まさか。お次は…」
うぉっ、いっぱい来た。
ギル「ちょっと本気出すぜ…ギルガメッシュチェーンジ！」
紫「！？」

隠していた六本の腕も出し、全ての腕に武器を持つ。

ギル「うぉらぁっ！」
弾幕を全て斬り伏せる。
紫「…ならば！廃線「ぶらり廃駅下車の旅」」

ギル「ぬぉっ！」
なんじゃこりゃ！?

やべえ、やられ…
?「退いてろ！」
だ、誰だ！?

?「ぬぉぉ…！どりゃぁ！」
な、投げ飛ばした！?
あんな馬鹿でかい鉄の塊を！

紫「…仕方ない。これで終わりましょう。結果は…合格」
ギル「え？いいのか?だって…」
紫「運も実力のうち。では私はこれで」

…消えた。
?「おい、大丈夫か?」
ギル「すまねぇ、恩に着るぜ！」
?「大袈裟だな。まぁ無事ならいいんだ」

上半身裸の大剣を持ったおっさん。一体何者だ？
勇儀「あんた、強そうだな…名前は？」
男はこう言った。
ジェクト「俺様はジェクトだ。覚えときな！」

観測者は楽しんでたりそうでもなかったり→←黒甲冑

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