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英雄と蓬莱人の日常 ページ4


朝か。
今日は寺子屋に行くか… まずは朝食を作ろう。

しばらくして同居人が起きてきた。

妹紅「んあー…おはようさん」
?「おはよう。まずは顔を洗ってこい。もうすぐできるからな」
妹紅「今日のご飯なにー?」
?「味噌汁とサラダ、それにベーコンエッグだ」

いたって普通の朝食。
これができるようになるまでひと月以上かかったが…

妹紅「ごちそうさま」
?「ごちそうさま」

慧音の寺子屋に通ううちに、自然と礼儀作法が身についた。
これも実は違和感なくできるようになったのはつい最近。


妹紅「今日は寺子屋に行くんだっけ?」
?「ああ、ちょっと菓子を作っていこうかと」
妹紅「…ふふ」
?「どうかしたのか?」

なにか変か?
妹紅「いや、幻想入りしたばかりの頃に比べて、なんか…」
?「なんか?」
妹紅「主夫っぽくなった」


喜ぶものなのか?それは…

?「ああ、その前に正宗の手入れだな」
妹紅「手入れ欠かさないけど、使う機会あるのかね?」
?「手入れしておかねばいざという時困るだろう」

それに、長年愛用しているこの刀、「正宗」をおざなりにする気にはなれない。

妹紅「んで、菓子ってなに作るんだ?」
?「やはりクッキーが定番だろうな」
妹紅「…」
?「笑いをこらえてるのは隠せないぞ」

そんなに似合わないのか?

妹紅「まあまあ、そろそろ作ろうぜ」
?「いや正宗の手入れと言ったばかりなんだが」

数十分後…

?「ではクッキーを焼くか」
妹紅「私の分もなー」


出会った頃はかなりぎくしゃくしていたのにな、今では軽口も言える。

あの世界より前…私がソルジャーだった頃を思い出す。
いや、あの頃より充実しているか?

クッキーも焼きあがった。
そろそろ行くか…

妹紅「んじゃ行こうか、セフィロス」
セフィロス「ああ、妹紅」

そういえば俺には友達がいなかった byギルガメッシュ→←少し前のお話〜仲間に一番苦労する暴君〜



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小6ちゅうに病患者 - いえーーーーーいルーミア勝てーーーー! (2012年12月24日 1時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - だいたいあってる、結界を見る程度の能力。 …セフィロスw (2012年12月15日 13時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - メリーの存在忘れかけてたぜ確か能力は結界の隙間を見る程度の能力だっけ? (2012年12月15日 11時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - 今思ったそれって妹紅と結婚してるってことになるじゃん (2012年12月15日 11時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - 主夫として活躍する元英雄のセフィロスw (2012年12月11日 23時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空幻 | 作成日時:2012年12月9日 0時

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