幻想譚〜それぞれの物語〜

次元の狭間 ページ12

チルノ「なんだろ、コレ？」
EXルーミア「さあ…」

私はチルノと一緒に散歩していたところ、おかしなモノを見つけた。
紫のスキマに似た感じもするけど…なんで２つ？
チルノ「入ってみよう」
EXルーミア「じゃあ私は右の」
チルノ「アタイは左ね」

〜ルーミア視点〜

ここは…
城？
EXルーミア「おじゃましま〜す」
魔物「貴様どこから入った！」
EXルーミア「スキマっぽいとこから」
魔物「生意気な小娘めが…喰ってやる！」

やれやれ、好戦的な奴だ。
…叩き潰す。

〜チルノ視点〜
チルノ「ここは…」
変なところ。
?「んー？お前誰だ？」

チルノ「アタイはチルノ。さいきょーの妖精よ！」

ドヤァ。

?「おかしな奴だな〜…あ、おーい、シャントットのおb」
シャントット「ブリザガ！」
?「のわっ！?」

シャントット「はじめまして…そしてさようなら。ここはアナタのような者が気軽に立ち寄れる所ではありませんのよ」

チルノ「すごい…」
シャントット「?」
チルノ「あの！アタイにさっきの魔法教えてください！」
シャントット「あら、何故かしら？興味本位ならボッコボコですわよ」
チルノ「アタイはもっと強くなって、友達を守りたいんです！」
シャントット「…」

今のアタイじゃ、ガーランドって奴どころか、普通の妖怪にも勝てない。そんなんじゃ、リグルやミスティア、大ちゃんを守れない…

シャントット「…よござんす！礼儀知らずでもないようだし、私のスパルタ教育に音を上げないのであれば、修行させてあげますわ」
チルノ「ありがとう、師匠！」
シャントット「(師匠…悪くない響きですわ)起きなさい、プリッシュ！」
プリッシュ「あ、ああ。俺はプリッシュ。よろしくな、チルノ」
そうして、アタイの地獄の(本当に地獄)修行が始まった。

〜ルーミア視点〜
?「派手に暴れてくれたものだな…我に何用か?」
EXルーミア「ここどこ？」
青い肌、鱗、角。どうみても人間ではないね、この剣士。

?「我の城だ」
EXルーミア「そーなのかー」
?「にしても、なかなかやるようだ。どうだ、我と戦わないか？」
EXルーミア「別にいいよ」
?「クク…我に刃向かうこと、悔やむがよい」
EXルーミア「いいからさっさと始めよう」
?「威勢のいい小娘め…我はそういった者は嫌いではない」
EXルーミア「行くぞ！」

そうして、私と剣士の戦いが始まった。

道化の暗躍→←観測者は楽しんでたりそうでもなかったり

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