検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:4,934 hit

今はまだ… 26 優天Side(過去編) ページ50

それから、何日がたち。俺も大会が近くなるにつれて、練習を頑張っていた時だった

コーチ『…よし。優天少し休憩だ』

優天『はい』

ベンチに座って、汗を拭いていると

コーチ『ほら、スポーツドリンクだ』

と、渡して来てくれたので、御礼を言って受け取ろとした時だった

優天『あ、ありがとうございまーーー…っ…すみません』

急にまた力が入らなくなり。急いで落としてしまったスポーツドリンクを拾うとしたら

コーチ『優天、お前最近何かおかしいぞ。…大丈夫か?』

優天『…すみません、何か最近たまあに急に、手に力が入らなくなるんです』

コーチ『力がな…疲れてるとかじゃないんだよな?』

優天『はい』

コーチ『一回病院で見てもらったほうがいい』

優天『そうですね』

コーチ『よし。練習はここまでだ、善は急げだ。行ってきなさい』

優天『え?今から…ですか?』

コーチ『そうだ。俺も付き添って行きたいが、他のやつもいるしな』

優天『…すみません、わかりました。今日は早めに帰ります』

とりあえず着替え、ボクシングジムを出て歩いていた

優天『……』

っても…此処ら辺におっきい病院とかあったかな…

そんな事を考えて歩いていたせいだろ、呼び掛けられている事に全く気付かなかった

?『た…ゆう…い……おい!優』

優天『っ……あ、左馬刻?』

呼び掛けにようやく気付きみると、案の定不機嫌な顔をした彼がいた

左馬刻『お前、こんな所で何してんだよ。サークルだか、ジムだか知らないけど。どうしたんだよ』

優天『ちょっとな、今日はもう終わったよ』

左馬刻『終わった?何かあったのかよ?』

優天『ん、まぁ…』

左馬刻『んだよ。さっさと言えや』

優天『俺さ、最近手に力が入らなくなるのは知ってるよな?』

左馬刻『あぁ。疲れてるだけってこの間言ってたじゃねぇか』

優天『うん、俺もそう思っていたんだけど。でもさっきまたなってさ。コーチにみられて…病院で見てもらえって言われてさ』

左馬刻『…大丈夫かよ』

優天『俺は別に何処か辛いとかじゃないんだよな。…んで行って来いってなったから、病院に行こうとしたんだけどさ』

左馬刻『良い病院がねぇ…ってか?』

優天『アハハッ。うん、そうなんだよね。病院を考えながら歩いていたら、左馬刻に話かけられたって所』

俺がそう言うと、じーっと俺を見て

左馬刻『…俺様の行きつけに、良い医者がいる病院がある』

と、言ってきた

優天『へぇ?俺にその病院教えてくれるの?』

この小説の続きへ→←今はまだ… 25 優天Side(過去編)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:一二三 , 独歩 , ヒプマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:タータンボウ | 作成日時:2019年2月6日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。