出会ってみた【ギター組】 ページ23
湯毛
「あ、すんません」
とある楽器屋で少女漫画的な出会いをします。触れ合った手の先にあるのはずっと狙っていた楽譜。彼はそれを抜き取ると、どうぞ、と笑ってあなたの方へ差し出しました。
「先に取ろうとしてたんはあなたですし、どうせなら他のんも見たいから」
穏やかにそう言い残し、それじゃあ、と足早に去っていく名も知らぬ彼。次に会ったらお礼を言わなければ。なんとなく暖かく感じる楽譜を抱きしめながら、あなたはレジへと向かうのでした。
towaco
「こんな騒がしい場所でよく泣けますねぇ」
突如降り注ぐ涼しげな声。それに釣られて顔を上げると、柳の下に何処か浮世離れした雰囲気の男が立っていることに気づきました。
「あーあ、目ぇめっちゃ腫れとる。悪いけど冷やせるもんとか持ってませんよ」
大丈夫です、ごめんなさい。全然大丈夫じゃなさそうな涙にまみれたその言葉。彼は呆れたように肩を竦めると、身につけていたお面を外しあなたの顔へと被せて微笑みます。
「女の人の大丈夫って大抵信用できないんで。それ付けてたら多少はマシに見えますよ、ええ」
こーすけ
「その子俺の連れなんで」
タチの悪いナンパ野郎に捕まってしまったあなたを助けてくれます。ちぃ、と舌打ちをして去っていくのを見届けるなり、先程までの迫力は何処へやら。当事者であるAさん以上に慌て出しました。
「大丈夫？怪我とかしてない、させられてない！？」
頭を下げてお礼をさせてほしいと言うあなた。彼は目をぱちくりとさせた後、へへ、と小さくはにかんで首を横に振ります。
「いやもう助けれただけで充分！無事でよかったです、マジで！」
ヒラノ課長
「相席いいっすか？」
本を読みながら珈琲を嗜んでいると、突然細身の男に声をかけられます。他の席は、と思い辺りを見渡しますが空席は一つもありません。
「一番話しかけやすそうやったんで」
聞いてもいない言い訳を一人こぼす彼に、そう、と愛想のない返答。あなたはテキパキと荷物をまとめ席を立とうとしました。
「ちょっ、待ってくださいよ！」
が、切羽詰まった焦り声に引き留められます。なんですか？不思議そうに首を傾げるあなた。彼は白い歯を剥き出しにして笑うと、メニューにある大きなパフェを指さして言いました。
「これ食べたいんやけど一人じゃ無理そうなんよ。相席のお礼ってことで、払わせてくれません？」
ゾンビパニックに巻き込まれた【npl】→←彼の推しになってみた【最/ｲ奄】
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ぎぷらいど(プロフ) - ミイミイー☆(旧アカ2)さん» 嬉しいお言葉とリクエストありがとうございます。続編へ移行した上で内容が思いついたら、というかなり無責任な形にはなってしまいますが、それでも良ければ喜んで書かせていただきます。 (2019年10月4日 20時) (
レス) id: a47a642b0e (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイー☆(旧アカ2) - これからも応援しています！頑張ってください！！ (2019年10月4日 19時) (レス) id: 1c6c5c626b (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイー☆(旧アカ2) - はじめまして！あなたの書くnprの男達にハマりファンになりました！リクエストいいですか？もしよろしければ、nprの彼らに誘われてみたと寝たふりをしてる彼らにキスをしたらと、プロポーズされてみたをお願いします！出来なかったらすいません… (2019年10月4日 19時) (レス) id: 1c6c5c626b (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年8月15日 15時
