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『じゃあママにお願いしてみよっか』
美「ねね…」
『ねねは行けないの』
妊婦ダメとは書いてないけど、さすがに転んだらヤバそうなのでやめときます。
美「まんま…」
飛「あ、あ…」
母「あれ行きたいの？」
『さすがにあれは転んだらやばそうだからさ…』
母「ゆいとパパは？」
『スライダー回り出した』
母「分かった。じゃああれ行こっか」
3人でアドベンチャーウォールへ。
当分荷物番です。
で、しばらく経ち…
ゆい「お姉ちゃん！」
ゆいとパパが帰ってきました。
『どう？楽しかった？』
ゆい「楽しかった！ママとひゆみゆは？」
『アドベンチャーウォール行った』
ゆい「あーあれはお姉ちゃん無理そうだもんね」
『一応妊婦だからねー』
ゆい「おにぎりちょうだい」
『はいよ』
持ってきたおにぎりを1つ頬張ってコブラツイスターに行った…。
『ゆい、食べてすぐスライダーは吐くよー…いっちゃった…』
父「まあいいんじゃない？」
『パパは？』
父「ちょっと休憩」
そういえばパパと2人きりになったことなかったな…。
父「遥香はさ血の繋がらない父親が突然出来てどう思った？」
『小学校の時に義母から養子だってことは言われてたからさ、結婚はしてるんだろうなみたいには思ってたし、何も驚くことはなかったよ。血が繋がってなくても私のパパだしね』
父「遥菜から過去のこと、遥香のことを聞いた時は相当驚いた。だけど遥香も俺の娘になるんだからしゃんとしなきゃって。でも仕事が忙しくて遥香ともあんまり話せなかったなって」
『自然に話してくれてるだけで嬉しいよ！本当に私はパパだと思ってるし』
父「ありがとう」
父泣き出した。
母「ただいまーってなんでパパ泣いてるの？」
父「ちょっとな」
父が泣き止んだ後…
母「ゆいは？」
『おにぎり一つ頬張ってスライダー巡りしだしましたよ』
母「本当にあの子スライダー好きね」
『本当にね』
母「遥香も絶叫好きでしょうが。妊娠してなかったらスライダー巡りしてたでしょ？」
『そうですよ』
母「はぁ…」
その後、流れるプールで少し遊んで、遊園地の方でも少し遊んで帰りましたとさ。
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作者名：ギップル | 作成日時：2022年9月2日 12時
