坂本辰馬少女を拾う！？

快援隊っていろんなものがある ページ10

その事件は…
辰馬の一言から始まった


辰『犬は可愛いのぉー』


．


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．


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．


あ「………むぅ」

辰「アハハハハ…」

陸「何がどうしてこうなった」

呆れ顔の陸奥の目の前には
耳と尻尾がついたAの姿が

陸「これ本物がか？」

あ「うん…」

辰「アハハハハ
さすが『職嫌端獣』(しいたけ)
効き目は抜群じゃ」

陸「ああ
職人さんが
嫌がりながらも
端正込めて作った
獣耳(と尻尾)がつく薬がか」

職人さんが
嫌がりながらも
端正込めて作った
獣耳(と尻尾)がつく薬は
その名の通り
獣耳(と尻尾)がつく薬である


てか職人さん
嫌がってんじゃん

端正込めて作れてねぇじゃん

とツッコミを入れたあなた！
新八と気が合うでしょう

あ「取れない…」

耳を引っ張っても取れない
なぜなら
職嫌端獣だからである

辰「今回は犬じゃ」

陸「種類があるがか？」

辰「いっぱいあるぜよ」

陸「全くこげな商品
どっから持ってきた
こりゃ売れるか心配ぜよ」

辰「もうほとんどヅラが
買い込んで行ったきに
なにやら
『念願の肉球が手に入る！！』
とか言ってたのぉ」

陸「物好きが居たもんぜよ
で？Aはいつになれば
元に戻るがか」

あ「…わかんない」

Aは耳をシュンと
下げながら呟いた

辰「アハハ！それが
いつ元に戻るかわからんき」

あ「ずっと…このままはやだ」

陸「………頭ァ
おんしはいい加減…」

陸奥は辰馬の頭をつかみ

陸「頭を使って
行動する事を覚えぇぇええ！」

そのまま
壁に向けてスパーキング！！

ｸﾞｼｬｯ

辰「ぎゃふ！」

ｽﾞﾙｽﾞﾙ…

あ(むーちゃんだけは…
敵にまわさないようにしよう…)

陸「A 安心せぇ
一粒で永遠に聞く薬なんて
この世に存在しないぜよ」

あ「…ほんと？」

陸「嘘なぞ言わん」

あ「よかった…」

パタパタと尻尾が動く

陸(…ずっとそのままでも
いい気がしてきたぜよ)

陸奥はAの頭を
わしゃわしゃと
撫でるのであった


辰馬…死んでなきゃいいが…
辰馬の生死は確認できて
いないのであった

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