坂本辰馬少女を拾う！？

聞かせるなァァア！ ページ18

陽が差し込む病室(のセット)

パソコンのパソコはふさぎ込むようにベットに横たわる(ように置かれた)


た「はいパソコお見舞いの花」

たまは病室のすみにある花瓶に花をいける

「………」

た「やっぱあいつの事が忘れられないわけ？」

「………」

た「だからナンパなんてしてくる奴はやめとけって言ったじゃんー
案の定病気移されて
今じゃネットサーフィンも出来なくなってんでしょ？」

「………」

た「あんたネットサーフィンで接続の最高記録保持者なんだからさ
ウィルス・ケビンなんてもう忘れて
病気治そうとがんばんなよ」

「………」

何を言ってもこたえないパソコに
たまの堪忍袋の尾が切れた


ﾊﾞｼｨｨｨﾝ！！！


た「甘えてんじゃないわよ！
ウィルスはもう違うパソコンにくら替えしてんの！！
そうやってれば来てくれるとか思ってんじゃないよ！」

「………」

た「あんたは！これから一緒にネットサーフィンするパートナーを考えるべきなの！
ウィルスにうつつを抜かしてんじゃないわよ！」

ﾊﾞｷｯ！ﾄﾞｺﾞｯ！

容赦なくたまはパソコをぶっ叩き続け
パソコは永遠の眠りについた


．


．


．


．


た「すみません
手は尽くしたのですが手に負えませんでした」

銀新「「お前ただパソコンぶっ叩いただけェェェエ！！」」

今の一連を見ていた銀時、新八が盛大にシャウト

銀「手は尽くしたのですがって手しか出してねぇじゃねぇか！！
ほとんど手でぶっ叩いてたじゃねぇか！」

た「お登勢様のテレビはこれでなおりますが」

銀「あんなババァのアナログ野郎と一緒にすんじゃねェよ！
パソコンはなぁ！ちょっとスカートめくりしただけでも泣きじゃくるいじめられっこより繊細なんだよ！
ガラスどころか豆腐のハートなんだよ！
箸で崩れるんだよ！！」

新「しかもすごく重いんですけど！
言葉にし難い内容だったんですけど！？」

た「申し訳ありません
この手のウィルスはﾋﾟｰｰがﾋﾟｰｰでｶﾞｶﾞｰﾝというタチの悪――――」

辰「Aに何て言葉を聞かせるがかァァア！！」

たまの言葉を聞かせぬに辰馬はAの耳を塞ぎ

あ「？」

辰「金時！貴様(きさん)わしのAを汚す気か！？」

銀「あぁ！？何で俺！？
つーか船の次に女好きのお前といた方がAちゃん汚れるだろうが！」

離せ！と銀時は辰馬と喧嘩を始めるのであった

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