坂本辰馬少女を拾う！？

狼はイヌ科の動物です ページ11

―Aの事件から１時間後―

あ「………」

辰「あはははは」

陸「……おい坂本
なぜ更に状況が悪化しとるんじゃ」

今度は辰馬に犬耳(と尻尾)がついていました


あ「…辰馬が間違えた」

陸「間違えた？」

あ「…酔い止めと」

陸「あぁ……
このバカならやりかねん」

辰「あははは！
A！おそろいじゃ！」

耳を指差し
辰馬は尻尾をばたつかせる

…いやぶっちゃけ犬耳がつくのはシャレにならないこと何だが
あまりにも癒される光景のため
そこは触れずに行こう

陸「……………む？
ちょっと待ちィ坂本
その尻尾は犬じゃなか」

ｽﾞﾙｽﾞﾙ…

あ「？」

辰「？？？」

陸「それ狼じゃ」


あ「………」


辰「………」


陸「………」


あ「むーちゃん」
辰「陸奥」


陸「なんじゃ」


あ辰「「…なぜ離れる？」」

陸奥はAを抱え
辰馬から１０メートルほど
距離を置いた

陸「A
これからしばらくわしの部屋で寝るぜよ」

あ「え…？なん―――」

辰「なぜじゃ陸奥！
Aを返すぜよ！！」

Aが言うよりも先に辰馬が叫ぶ

陸「獰猛でしかも年中キャバクラに行き女に飢えとる狼の檻にか弱い子犬を放り投げられるわけがなか
Aにおまんの病原菌が移るぜよ」

辰「あっははは！
陸奥ぶっ殺すぞ」

あ「きゃばくら？
びょうげんきん？
辰馬病気なの？」

陸「ああ、バカと言う名の不治の病じゃ」

あ「バカ？
…バカ本辰馬？」

陸「そうじゃ」

辰「あははは！
なぁ泣いていい？」


辰馬の尻尾がヘナヘナ〜とうなだれた

それにつられAの耳も力無く下がる

陸(意志の疎通でもしとるんかこの２人は)


なんだか辰馬とAの絆っぽい現象を見た陸奥であった


――――――――――――――

こんにちは！
長く最新出来なくてすみません！

なぜか携帯が動かなくて…

でもこれからどんどん更新していきます！

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