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坂本辰馬
快援隊の頭であり
かつては
坂田銀時
桂小太郎
高杉晋助
と共に攘夷戦争に出ていた強者
無類の船好きで
目先の物事より
遠くの未来を
見据える事に長けた男
ここまで言えば
かっこいい男なのだが
船好きの癖に船酔いをしたり
船の次に女好き
頭の中は空っぽ
ダメな部分が目立つ男
要するに
辰「アッハハハ!
出発じゃあおぼろろろ…」
ただのバカである
陸「頭(カシラ)
商品にそげな汚物かけてみぃ
ド頭かち割るぜよ」
辰「陸奥は厳しいのぉ…
酔い止めを忘れたきに…
アハ…アハハハ…うぉえ…」
陸「もうここはいいじゃき
むしろ邪魔じゃ
先に部屋に戻って
くたばるぜよ」
辰「アハハハッ!
泣いていい?」
とぼとぼと
おぼつかない足取りで
歩く辰馬
辰「うぅぅ…気持ち悪いのぉ…
うぉばっ!」
ズルッと足をすべらせ
階段から転げ落ち
積み荷の倉庫へ
勢いよく入り込む
辰「ぎゃふっ!」
そのまま辰馬の意識は
お星様と共に
ぐるぐるぐるぐる
ぐるぐるぐるぐる
とシェイクされ闇に消えた
ぐるぐるぐるぐる
ぐるぐるぐるぐる…
.
.
.
.
.
.
辰「いっ…つつー…
うぉ!真っ暗じゃ!
おーい陸奥やーい!
ここから出し…………ん?」
気がついた辰馬は異臭に気づく
戦で幾度となく
嗅いだことのある血の臭い
辰「うーん
頭からでも
血ぃ流しとるがか?」
頭をさすっても
血は出ていない
ならこの血の臭いは
何だと言うのだ
薄暗い倉庫の中
暗闇に目が慣れはじめ
辺りを見渡すと目に映ったのは
長い金髪の少女
辰「なんじゃなんじゃ?
人形がか?綺麗じゃのぉ」
あ「ぅ…」
辰「ありゃあ?
こりゃ人間じゃ
ケガもしとるぜよ
アハハハ
陸奥ー!!!
大変じゃー!!アハハハ!」
少女を抱え
倉庫を出る辰馬
これが
Aと
坂本辰馬の
出会いであった
ラッキーアイテム
革ベルト
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咲(プロフ) - …え?ひゃ…100越えてた!?皆さんありがとうございます!ありがとうございます!辰馬とラーブラブランデブー(になる予定)な日常になるよう頑張ります! (2012年1月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 693c67ad68 (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - この小説大好きです←更新頑張ってください!!楽しみにしてます♪ヽ(´▽`)/ (2012年1月14日 14時) (レス) id: 97c45b0974 (このIDを非表示/違反報告)
パジャマっ娘 - はじめまして!!続き楽しみにしてます(^_^)b (2012年1月14日 14時) (レス) id: f3d4b629b0 (このIDを非表示/違反報告)
ザッキ - はじめまして!!更新頑張ってください (2012年1月4日 13時) (レス) id: ba389bf069 (このIDを非表示/違反報告)
マイン(プロフ) - はじめまして!面白かったです!がんばってね^^ (2012年1月4日 13時) (レス) id: a8f5c864df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲 | 作成日時:2011年10月17日 23時