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38話 ページ40

「皆揃っておるようじゃな!!それでは泳ぐぞ!!」


文句を最初は言っていた真選組の一部もいざ海を目の前にして、遊ぶことが出来るとなると顔がキラキラしていた。

海へと駆け出していくもの。浮き輪を全力で膨らますもの。砂で城をつくるもの。多種多様な行動をとっていた。

ちなみに、新八は神楽と共に浅瀬で遊んでおり、泳げない銀時は私と共に一緒に浜辺にいる。


「…私たち何しに来たんだっけ」

「…あれじゃね、卓球?」

「卓球も神楽と新八しかしてないよ。」

「「…はぁ」」


楽しいことには楽しいが、江戸にいてもできるようか事ばかりをやっているような気がした。


(…何か思い出銀時と作りたいな)


なんて、思ってしまう自分がいた。



そんな時、私たちを巻き込んだといっても過言ではないおとこ…つまり沖田総悟が私と銀時の目の前に現れた。



「これはこれは泳げない2人組ではないですかィ。」


「…いちいちムカつく言い方するね沖田くん」


「俺ァ事実を言ったまででィ。あと俺はあんたらにいい情報を届けに来てやったんでィ。」



いい情報?沖田くんから伝えられるものでいい情報なんてものがあっただろうか。ろくなことを伝えられた記憶が無い。


「それで、俺たちにいい情報って何よ。糖分の食べ放題?」

「いや、それ銀時にとってのいい情報でしょ。」


甘いものの食べ放題なんて、こんな浜辺でやるわけが無い。こんな細かいところにまで全力でツッコミを入れている新八を少し尊敬した。



「旦那ァ、あんた水上オートバイ運転できやすか?」

「「水上オートバイ??」」

「姫さんが、泳げないあんたらのために用意してくれたらしいですぜ。」



…意外。姫様がそんなことをしてくれるなんて思ってもみなかった。クソガキとか思ってごめんなさい。


「…楽しそう」

「…乗りてぇの?」

「うん、まぁ興味はあるかな」

「…しゃーねーな。」


「行くぞ」と言って砂浜から立ち上がる。先を行く銀時の足跡を追って私も走って着いていく。




(いい思い出ができるかも…)



なんて、淡い期待と共に…。

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銀羅(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 初めまして!コメントありがとうございます!キュンキュンして貰えたなら書いた甲斐がありました!!できるだけ毎日更新したいと思っています!!そろそろ続編にも行く予定なので、これから応援よろしくお願いします!! (2018年9月20日 19時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お初にお目にかかります!ただのアニメ好きです!銀さんとの水上オートバイクのお話すごいキュンキュンしながら読んでました!お話今までのも素敵でした!続き楽しみにして待ってます!更新自分のペースで頑張ってください! (2018年9月20日 12時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 2度もコメントありがとうございます!!凄く嬉しいです!これからの展開も楽しんでください!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
華乃花 - 次のお姫様との対決が、とても楽しみです!銀さんの嫉妬感大好きです!これからも応援し続けます!!!! (2018年9月16日 16時) (レス) id: b2e278142f (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 華乃花さん» ありがとうございます!!応援してくださる方がいると頑張れます!!更新頑張るので、これからも読んでいただけると嬉しいです!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀羅 x他1人 | 作成日時:2018年9月5日 21時

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