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28話 ページ30

「これまた癖が強そうな姫さんのご登場だな。」


「旦那ァ。あんたの髪の方が何倍も癖強いですぜ。」


「え、まじ?どの辺?」


どの辺も何も、全部が癖強いじゃないのだろうか。コントみたいなことをする2人を見て思う。

「Aさん、あそこら辺の癖強いですよねィ。」


「あー、あそこら辺ね。うわー。大変なことになってるよ」


棒読みかつ適当に返した。まず、あそこら辺とはどこなのか全くわからないし。ついでに言えば、沖田くんは何考えてんだか全くわからない。そう思って沖田くんをしばらく見つめてしまった。…見つめたからと言ってなにかわかる訳でもないが。




「…なんじゃ、そこの女よ。おぬし、沖田殿に惚れておるのか?」

「は??」


自分でも姫様に対して「は??」とは失礼極まりないと思うが、もう一度言わせてほしい。…は??


「…なんで、そうなたっんでしょうか」

「先程からずっと、見つめとるじゃないか。お喋りもしよって。貴様、沖田殿のなんなんじゃ!!」


沖田殿なんなんじゃ!!って、何者でもないですけど!!知り合い程度ですけど!!沖田くんをチラッとみると、姫様に問い詰められている私を見て楽しそうに笑っている。その笑顔にとてもイラついた。


「私と沖田くんの関係ですか?そんなの簡単ですよ〜。…彼は私の社畜です」


「「「「…え?」」」」


そこにいる数人の声が重なった。もちろんその中には沖田くんの声も入っている。姫様なんか、口が開きっぱなしだ。


「…し、社畜。お、沖田殿はいわゆるドMというやつか!?」

「はい、そうなんです。いじめられるのが楽しいらしいですよ。」

「…そんな。そ、そんなわけない!!沖田殿がそんな御方なわけが無い!!」




沖田くんのことを相当気に入っているのか、私の言ったことを理解してくれない。まぁ、ドMは嘘でドSが事実だけど、結局はヤバイやつなのだから、変わらない気がする。


「…名をなんと申すのじゃ、女よ。」


「Aと申します。」


「Aか…。良き名じゃ。



…Aよ!!!沖田殿を求めて勝負せよ!!!!!」


「は??」

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銀羅(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 初めまして!コメントありがとうございます!キュンキュンして貰えたなら書いた甲斐がありました!!できるだけ毎日更新したいと思っています!!そろそろ続編にも行く予定なので、これから応援よろしくお願いします!! (2018年9月20日 19時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お初にお目にかかります!ただのアニメ好きです!銀さんとの水上オートバイクのお話すごいキュンキュンしながら読んでました!お話今までのも素敵でした!続き楽しみにして待ってます!更新自分のペースで頑張ってください! (2018年9月20日 12時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 2度もコメントありがとうございます!!凄く嬉しいです!これからの展開も楽しんでください!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
華乃花 - 次のお姫様との対決が、とても楽しみです!銀さんの嫉妬感大好きです!これからも応援し続けます!!!! (2018年9月16日 16時) (レス) id: b2e278142f (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 華乃花さん» ありがとうございます!!応援してくださる方がいると頑張れます!!更新頑張るので、これからも読んでいただけると嬉しいです!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀羅 x他1人 | 作成日時:2018年9月5日 21時

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