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20話 ページ22

「それじゃあ、始めよっか」


私も馬鹿じゃないので、これなら何をされるか気づいた。気づいているのに、抵抗することができないのが、とても悔しい。


「…やめろッ」


髪の毛に触れて私の顔に触ってくるその手がとても気持ち悪い。


「そんなに、怯えないでよAちゃん。楽しまなきゃ、損でしょ??」


「こんな状況どうしたら、楽しめるって言うんですか…。」


「俺は楽しいのにな」と言って、私の着物を少しずつ脱がそうとする。バタバタ動いて、足掻いてみる。


「…チッ。今更抵抗すんなよッ!!」


パシンッ

私が大人しくならないことにイラついたのか、頬を平手打ちされた。

頭の中は真っ白になる。なんで、今叩かれたのか…整理して受け止めるのに時間がかかった。



「…やっと、大人しくなったな。いいねぇ、その怯えた表情も可愛い」


怖くないわけがない。抵抗してもしなくても、私は結局この男の思い通りにされてしまうのかもしれないのだから。


私の抵抗により、1度と脱がされるのが止まっていたが、また着物に手をかけられた。少しずつ脱がされているのがわかる。


頭の中は「なんで私が…」この言葉で埋めつくされる。
そして、とうとう下着1枚になってしまった。



「…綺麗な体だ」


そう言うと、私の首筋をペロリと舐める。鳥肌が立って、気持ち悪い。首筋を舐めているかと思ったらら、今度は耳に…。


「…ぅぁ」

「あれ、感じちゃってるの?」


楽しそうに言うと、今度はお腹のあたりを舐め始める。

…もういやだ。気持ち悪い。体の震えが止まらない。


「…やめッ」

「やめないよ?もう俺は止まれないところまで来てるんだ。」


ニコッと笑うと、再び首筋戻る。それと同時に鎖骨にチクッと痛みがした、

「いった…」

これがなにか、すぐに察した。…キスマークというやつだろう。こんなのをこいつなんかに始めてつけられるなんて最悪だ…。

涙が溢れそうになるが、必死で堪える。涙を流せば、弱みを見せているようでとても嫌だ。


「…そろそろ俺も気持ちよくしてもらおっかな?」


弱みを見せないそう決めたのに、それは一瞬で破れてしまった。花田が、とうとう私の胸を直に触ってきたのだ。

しかし、急なことで驚いた私は思わず自由の利いた足で花田を蹴ってしまった。


「テメェ…!!!」


花田を無駄に刺激し、怒らせてしまった。怒った花田はどこからか取り出したカッターを私に向けた。

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銀羅(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 初めまして!コメントありがとうございます!キュンキュンして貰えたなら書いた甲斐がありました!!できるだけ毎日更新したいと思っています!!そろそろ続編にも行く予定なので、これから応援よろしくお願いします!! (2018年9月20日 19時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お初にお目にかかります!ただのアニメ好きです!銀さんとの水上オートバイクのお話すごいキュンキュンしながら読んでました!お話今までのも素敵でした!続き楽しみにして待ってます!更新自分のペースで頑張ってください! (2018年9月20日 12時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 2度もコメントありがとうございます!!凄く嬉しいです!これからの展開も楽しんでください!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
華乃花 - 次のお姫様との対決が、とても楽しみです!銀さんの嫉妬感大好きです!これからも応援し続けます!!!! (2018年9月16日 16時) (レス) id: b2e278142f (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 華乃花さん» ありがとうございます!!応援してくださる方がいると頑張れます!!更新頑張るので、これからも読んでいただけると嬉しいです!! (2018年9月15日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀羅 x他1人 | 作成日時:2018年9月5日 21時

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