1話 ページ3
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｢お妙さーーーーーーん！！！本日も、貴方のダーリンが参上仕りましたぁ！！！｣
夏の暑さが、少し和らいだかと思ったら、結局暑い。そんな日のお昼すぎ。よく聞き覚えのある声が私の居候先志村家に響き渡った。
｢ちっ、また来たかあのゴリラ…｣
ロ〇ションくらいドロドロでヌルヌルな昼ドラを楽しそうに見ていたお妙は急に、獣のような…とりあえず怖そうな表情をして、机に手を付き立ち上がった。
ゴリラ…もとい、近藤さんの響き声がするのに、もう時間はかからないだろう。
そんなことを、気にすることなく煎餅を食らう私。流石に、この家にそれなりの長さいれば流石になれるものだ。最初はお妙の行動を止めにかかろうとしたが、アレは逆に私が殺られる。命がないと分かりきった行動を、いくら知り合いである近藤さんの為といっても出来ない。
(ごめんよ、近藤さん。後で回収して真選組に届けるから…)
心の中でとりあえず謝っといたので許していただきたい。
そして、予想通り近藤さんの叫び声と同時にお妙の｢テメェェェ、いい加減にしろやァァァ！！！！｣と怒鳴る声が聞こえた。
近藤さんを殴っているような音が家の中にまで聞こえる。
可愛そうだと思うが、よくよく考えると、近藤さんこの小説の第一声を奪いやがった。普通はヒロインの私だろうが。なに、私はヒロイン失格ってか。私は、山〇賢人と坂〇健太郎に囲まれる資格はないのか。
まぁ、私は基本的には男に興味ないんだけどさ。
近藤さんの声が響かなくなった頃、お妙が帰ってきた。
｢ふぅー。今日もドンキーコング討伐完了したわ。スッキリね！！｣
｢討伐っていうか、殺害じゃないの？｣
｢嫌ね、Aちゃん。私がゴリラを殺害できるような強い女とでもお思い？｣
いや、思います。ドンキーコングどころか、クッパも倒せると思います。マリオも倒せます。ピーチ姫が、あんたに惚れるよ。
ここで、お妙の癪に障るようなことを言えば私の家はもうないってことで、静かに｢思いません…｣と答えておいた。
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銀羅(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 初めまして！コメントありがとうございます！キュンキュンして貰えたなら書いた甲斐がありました！！できるだけ毎日更新したいと思っています！！そろそろ続編にも行く予定なので、これから応援よろしくお願いします！！ (2018年9月20日 19時) (
レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お初にお目にかかります！ただのアニメ好きです！銀さんとの水上オートバイクのお話すごいキュンキュンしながら読んでました！お話今までのも素敵でした！続き楽しみにして待ってます！更新自分のペースで頑張ってください！ (2018年9月20日 12時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 2度もコメントありがとうございます！！凄く嬉しいです！これからの展開も楽しんでください！！ (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
華乃花 - 次のお姫様との対決が、とても楽しみです！銀さんの嫉妬感大好きです！これからも応援し続けます！！！！ (2018年9月16日 16時) (レス) id: b2e278142f (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - 華乃花さん» ありがとうございます！！応援してくださる方がいると頑張れます！！更新頑張るので、これからも読んでいただけると嬉しいです！！ (2018年9月15日 21時) (レス) id: 0bdbea2a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀羅 x他1人 | 作成日時：2018年9月5日 21時
