世間知らず、ハンター試験を受ける【H×H】

２歳差は誤差 ページ1

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『…じゃあ、ゴン君とレオリオは兄弟じゃないんだ』



横を走る青年にそう言えば「どこをどー見たらそうなるんだよ」と



『二人とも髪型似てたから』

「似てねーわ！！」





____遡る事数十分前



キルア達に置いていかれ、知らない人と二人きりにされるという地獄の中


どう見ても成人男性にしか見えなかった、というか見えないレオリオ(キルアに怒鳴った人)と


『何歳ですか？』

「19だ」


という会話を行い

えまって年近いじゃん。と私の遠慮が飛んでいったのがきっかけで、彼と距離を縮めることに成功




そのまま並走を続け




「そーゆーお前こそさっきのガキと姉弟じゃねーのかよ」

『…私とキルアが？全然』



__今に至る。





『普通の友達だよ』という私の答えに納得がいかなかったようで「んだよ、つまんねーな」と溜息をついたレオリオ

…なんだこいつムカつくな。





その後、



「…おい、出口はまだかよ…っ」


暑くなったらしくついに裸ネクタイで走り出したレオリオと



「全くだ…もう、どのくらい走ったのかもわからない」


道中で合流したクラピカという金髪の美青年



『そろそろ出口でもおかしくないと思うんだけど…』



その二人とハンター試験を受けた理由や雑談なんかを交わしながら足を進めていれば




「出口だ！」と前方から聞こえて来た声

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