今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:7,257 hit
小|中|大
居場所 50 ページ23
.
それから2日、考えて考えて考えた。
それでも、答えは浮かばなくて
神威「やぁ、姉さん」
A「神威…」
神威「答えは決まったかい?」
時間が経つのは早いもので2日経っていた…。
A「…それは」
土「悪いが、そいつは渡せねーな」
A「…!ひ、土方さん!?なんで…」
土「つーか無断で屯所
入ってんじゃねェよ、切腹すんぞ」
土方さんは神威を見据えながらそう言う。
神威「ふふ、なかなか面白いね」
A「…土方さん…」
土「A、テメーは行かせねェ」
A「…っなんで…」
土「皆が…いや、俺がテメーと居てェからだ」
A「…!」
…なんで。…何でそんな事。
神威「A。…Aは会いたくない?
もう一度、家族になりたくないかい?」
…家族。…家族?
お母さんはいない。
神威も、神楽も、お父さんも
皆、バラバラなのに。
A「…家族なんてどこにもないじゃない」
気づくと私は口から言葉が出ていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年2月14日 9時