居場所 30 ページ3
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幾「はい、ラーメン」
A「あ、い、いただきます」
出されたラーメンを一口啜る
A「…!…美味しい…!」
桂「あぁ、幾松どののラーメンは美味いぞ」
幾「なんでアンタが誇らしげだよ」
桂「…!」
桂さんは突然そばを啜りながら
入口から外を覗き始めた
桂「…雲行きが怪しいな」
A「…雲行き?」
桂「幾松どの、美味かった
いくぞ、A」
A「え、私まだ食べてるとちゅ」
桂「真選組だ」
A「…!は、はい」
そう言って桂さんは、店の奥へ行った
A「え、な、なんでこっち」
幾「…ったく」
え、なんで幾松さんも何も言わないの!?
桂「こっちだ、階段は
つっかえないよう一列で行くぞ」
A「いや、なんで
自分家のように言ってんの!?」
その後、桂さんは当たり前のように
部屋に入り本当に自分家かのように
慣れた手つきで窓を開けた
桂「この屋根から逃げるぞ」
A「え、は、はい」
な、なんでこの人こんな
自分家みたいに扱ってんの!?
てかなんでこんな慣れてんの!?
そう思いながらも私は桂さんについて行った
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作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年2月14日 9時