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居場所 42 ー貴女side ページ15

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私は、何をしたいの

神楽をコロして
夜兎として認められたいのか
私の欲しいものを
自分から棄てた神楽が憎いだけか

わからない。


トマラナイ



A「コロス…コロス…ッ」


土「おい、っつってんだ、無視してんじゃねぇ」


桂「…!土方!」



腕を掴まれて、視界が揺れる。



神「…っ、げほ…ッ」



神楽を離してしまった。



A「コロス…コロスコロスコロス…ッ」



誰でもいい、ころしたい

私はその気持ちだけで動いていた。


掴まれた腕をぶち切る勢いで抵抗した。



土「…ックソ…暴れんな…!」


A「離せ!コロス…ころ…ッ」



土方さんは私の腕を引っ張ると
私を優しく抱き締めてくる



土「…ったく、言っただろ。

"俺はお前から離れねぇし
裏切ったりもしねぇから、安心しろ"」


A「…!」



その言葉に、私の動きは止まり
意識は完全に戻った。



土「…大丈夫だ」


A「…っ!…ぅ…ぁ…うわあぁぁぁぁぁん!」



私は声を上げて泣いた。

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作者名:由麻 x他1人 | 作成日時:2016年2月14日 9時

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