第21.5話 ページ24
気がついたら、私は懐かしさを感じる建物にいた
縁側に腰を掛け、外に足を出す
よく見ると私も"当時の姿"になっていた
畳のイグサの香りと庭の土の香りが心地良い
外に目を向けると田畑が広がっており、子供達が笑顔で駆け回っている
私が魅入っていたら、後ろで引き戸を開ける音がした
顔を見なくても、開けた人物はわかった
『入る前に一言言えっていってるでしょ？______銀』
振り返ると、可愛らしいモジャモジャ頭の少年がいた
「悪りぃって。つーか今馬鹿にしたろ」
『気のせい、気のせい』
「____が呼んでた」
『そう。今行くわ』
そう言って____の元へ行こうとすると、廊下から足音がした
「おい、銀時！1人勝手に姉さんの所へは行くなと言っているだろう」
「月姉。大丈夫か？」
「おめーらは俺にどんな印象持ってるんだよ！」
顔を合わせるなり火花を散らす3人
なんで何時も私の前で喧嘩するのよ
『落ち着いて銀。__と__もよ。銀は私に伝言を伝えに来ただけよ』
「そうだったのか…姉さんが無事なら別に良いが」
「何かヤられたらすぐに言えよ月姉」
この2人は何の心配をしてるのかしら
疑問に思ってると
「____…おめー喧嘩売ってんのか？」
「黙れ、天パ馬鹿」
「上等だ！」
おきまりの様に銀と__が喧嘩を始めた
『全く…喧嘩止めてくれない？』
「「はい」」
威圧感を出すとピシッと直立する2人
相変わらず可愛らしい
フフ…っと微笑むと__が「 姉さん？」と聞いてきた
『あなた達悪ガキと____…4人の幸せ護りたいな〜ってね』
満面の笑みで思った事を素直に言った
「つ、月姉1人で背負うんじゃねーよ」
「僕は姉さんも幸せであって欲しい。だから」
「月姉も困った時は俺らを頼れよ」
彼らの顔は夕日のせいでか否か赤く染まって見えた
『そうだね。頼らされてもらおうかな』
「じゃあ、約束。」
「そうでもしないと姉さんは忘れそうだからな」
『酷いなぁ』
そう言って笑い合う私達
ー……！
____の知らない間に交わした約束
ー…貴！
けど…その約束は…
ー姉貴！
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
目を開けると栗色の髪が見えた
『そう…ご？』
沖「大丈夫ですかい姉貴？」
不安そうにうちを見つめる総悟
何故そんな目をされるのかよくわからず返事に困る
沖「起きるの遅いから覗いたら…泣いてやしたんで」
頬に手を当てると涙の跡があった
『大丈夫だ。心配させたな』
その時にはもう夢の内容は忘れてしまっていた
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夜兎姫・ルナ(プロフ) - 堕天使さん» そう言ってくださり大変光栄です(*´∀｀*) ラビが居座る理由は近日書くつもりなので少々お待ちを苦笑 (2017年12月26日 20時) (
レス) id: db897215e8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 夢主ちゃんの過去も気になりますし、何よりラビが大好きなので、ラビが鬼兵隊に居る経緯とかも凄く気になります！この先の展開が楽しみで仕方ないです！パート２見てきます！笑 (2017年12月26日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - パート1読み終わりました!!Dグレは全巻持ってるけど途中までしか見てないのでキャラや大まかな内容を覚えているか不安でしたが、冒頭のわかりやすい説明で思い出せました。笑 コラボ作品はあまり読まないのですが、違和感が全く無くて凄く面白かったです！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったです大好きになりましたもし他の作品を今後作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹のコラボかトリップか転生したディーグレイマンかKかリボーンの作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください (2017年8月10日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
夜兎姫・ルナ(プロフ) - 私は…アレン君のが良いですねはい(更新できてなくてすみません、今テスト勉強合間に少しずつストックしてますので) (2017年7月17日 22時) (レス) id: dd013e4398 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜兎姫・ルナ | 作成日時：2017年4月1日 18時
