真選組の薬屋さんは愛され過ぎて狙われる 第伍錠目。【銀魂】

金色の一錠目。 ページ21

「ルナちゃん、どうしたんですかね………あ、金さん。この前頼まれてた薬、どうぞ」

金時「ああ。ありがとうな。お代はこれでいいか？」

「そんな頂く訳には……」

金時「まぁ持っとけって」

計算外だったな、まさかルナが銀時のことを覚えているとは…………

完璧にここの街の人間の記憶は塗り替えたはずだったが、このままじゃAを奪えねぇし。

真選組に置くより、こっちに嫁に来てもらったほうがいい。

あんなむさ苦しいところに置いておきたくない。

だから口説いてるが、駄目だし。

金時「(事故に見せ掛けて、記憶を消すか？)」

記憶喪失に見せ掛けて奪ってしまえば早いか。

ま、下手したら真選組が俺の首を狩りに来るか……………

沖田「あり、旦那…………またAとデートですかィ」

「沖田さん！！やめてくださいよ！？」

金時「沖田君、やめろよ」

沖田「………？A、ルナは？」

「ああ、なんか銀時が〜とか言って何処か言って…………銀時って知ってますか？」

沖田も首を捻る。

真選組共の記憶も改変したんだ。

覚えてるハズがねぇ。

でも、なんでルナは銀時を覚えてるんだ？

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