真選組の薬屋さんは愛され過ぎて狙われる 第伍錠目。【銀魂】

ドSの八錠目。 ページ3

Aが高杉に命令されて土方さんを刺した。

そのあとだった。

Aは笑顔で浪士を斬った。

ただ、いつもの笑顔じゃない。

狂喜に満ちた、殺人鬼のような笑顔。

あいつ、リミッターが外れてるのか？

体から血が噴き出してる。

斬るたびに骨が砕ける音が聞こえる。

それにブツブツと死ねや殺すとか物騒なことを呟いてる。

浪士をほぼ斬り終わると俺の方に斬りかかる。

沖田「A！！しっかりしやがれィ！」

するとクソチャイナがAの首に腕を回し体重をかけていく。

神楽「A！一旦落ち着くネ！！」

「うるせぇ！！！」

Aらしくない言葉を使うと思いきり俺達を吹き飛ばした。



『私のせいでアンタたちは死ぬ』



『私を追い出した方がいい』



沖田「させ……るか……………」

A、お前は一人になんかさせねェ………！！

近藤「総悟！トシ！大丈夫か！？」

沖田「近藤さん！！Aが………！」

「アハハ…………ｳﾌﾌﾌｯ……死ね…死ね…………」

Aはまだ倒れているチャイナのほうに向かう。

沖田「(なんて速さだ、アイツ！！)」

Aの体はバネのように一瞬で向かった。

その瞬間だった。

ﾄﾞｼｭｯ！！！

「…………………？ｶﾌｯ」

近藤「………悪いな、A………」

近藤さんの刀はAの腹部を貫いていた。

近藤「……………真選組全隊に告ぐ！！鬼兵隊からAは救った！一旦退くぞ！！！」

近藤さんはAを抱えるとそう大声で叫んだ。

俺は土方さんを抱え、急いで真選組についていった。

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