真選組の薬屋さんは愛され過ぎて狙われる【銀魂】

四錠目。 ページ5

結局あの薬は塩酸の類いだった。

微妙だったな………

ｺﾝｺﾝｺﾝ!!

「なんで、窓から………はーい！！うわぁ！？」

桂「すまない！匿ってくれ！」

「か、桂さん！？とりあえず落ち着いて……」






「それで傷だらけでどうしたんですか？」

私は桂さんの手当てをしつつ聞く。

桂「ちょいと色々合ってな。かたじけない」

「はい。これでオッケーです。エリザベスさんはどうしたんですか？」

桂「エリザベスは今銀時の所だ。ありがとうA殿。恩に着る」

「いえいえ！薬屋として、困ってる人は見過ごせませんので！」

敬礼ポーズをする。

土方「入るぞー、って……お前は！桂小太郎！！！」

桂「ﾁｯ………」

あ、まずい………！！

ばれたら桂さんが…！

桂「A殿！ここは…「あああ！！！違うんです！土方さん！！」！？」

土方「違うって何がだ！！そいつは指名手配犯だぞ！A、何もされてないか！？」

「土方さん、この人は桂さんですけど、指名手配犯の人じゃないですよ」

上手く誤魔化そう。

「この人は桂小太郎さんの双子の妹の……初子(ういこ)さんです！」

土方「そ、そうなのか？」

誤魔化せてるーーー！！！！！

「いつもお兄さんと似ていて、追われたりしてるらしくて…」

土方「ま、まぁ、いい。A。今日の集まりの件なんだが………」




土方「それじゃあ頼むぞ」

「はい！」

よ、よかった、上手くやれた………

桂「なぜ初子なんだ？」

「あー、カツラっていう言葉を英語に直すとウィッグだった覚えがあって。それでウィというところから取って初子です」

こんなに上手くできるとは思ってなかったけどね。

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