真選組の薬屋さんは愛され過ぎて狙われる【銀魂】

ゴリラの一錠目。 ページ19

誰sideかは察してください
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ピッピッと機械音が響く。

俺が道場で素振りをしていたら血まみれのAちゃんが来た。

人斬りにやられたと言っていたから岡田似蔵の辺りか。

急いで病院に連れていった。

医者は命に別状はないがあと少し遅かったら危なかったらしい。

ｶﾞﾗｯ!!

土方「近藤さん！！」

近藤「おお、トシか」

搬送されたときに連絡をしたらすぐに行くと言っていた。

近藤「仕事中だったのにすまない」

土方「いえ、………Aは？」

近藤「命に別状はない」

土方「良かった………」

Aちゃんの腕には点滴が打たれ腹には痛々しく包帯が巻かれていた。

「…………ぅ…」

近藤「Aちゃん！！」

土方「大丈夫か！？」

「こんど……さん……ひじ、かたさん………そうだ、私ｯ…い”ｯ………」

土方「落ち着け」

Aちゃんはコクリと頷く。

土方「それで何があったんだ？」

「………最近辻斬りが流行ってるでしょう…？それで少し探ろうと思って事件のあった場所に行ったら人斬りの岡田似蔵に会って……交戦した結果がこれです」

軽く苦笑するAちゃん。

だがトシは怒りでか震えた。

土方「なんでそんな危険なことをした」

近藤「トシ？」

土方「一歩間違えたら死んでいたんだぞ！！」

近藤「トシ落ち着け」

「………すみません。私は前線に立てないから、少しでも役に立ちたくて………」

Aちゃんがうつむくとトシはハッとした顔になる。

土方「いや、悪ィ。俺も言い過ぎた」

「いえ、今回は私が悪いんです。情報提供くらいしかできませんが……すみません」

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