【銀魂】銀時の彼女さん。【坂田銀時】

甘いもの ページ48

Aside



晋助が帰ってからしばらくして
『ただいまっ！！』と玄関から大きな声が。

おかえりなさい、とお出迎えをして
余計なものやらなんやらが入っている
二つある荷物の一つを持つ。

二人で台所まで運び
すぐに冷蔵庫に入れたり棚にしまったりする。


すると、銀時が一つの荷物を持ったまま
こっちを見てニタッと笑った。
その荷物にはとある人気なケーキ屋の
ロゴが入っていて…

銀時｢二人で食べようぜ｣

A｢えぇ。｣

客間に行き向かい合わせに座る。
荷物を開封するとケーキが六つ入っていた。

いちごケーキ、ガトーショコラ、モンブラン、
チーズケーキ、フルーツタルト、ミルフィーユその六種類が入っていた。

銀時｢俺いちごケーキは絶対ね｣

A｢はいはい｣

そう言ってトングでいちごケーキを取る。

甘い物は好まないけれど
銀時がすごく美味しそうに食べるものだから
一緒に食べたくなってしまう。

A｢んー、ミルフィーユにしますね。｣

銀時｢あいよ。｣

そう言い今度は銀時が取ってくれる。


…

2人きりでこんな風にして食事するのは
本当に十数年ぶりで、
銀時の顔をチラチラ見ながら食べる。
多分、バレてるだろうけど…

あ、頬にクリームついてる。

そのときまじまじと見てしまって
銀時と目が合う。

見つめていた自分が急に恥ずかしくなって
下を向く。
銀時もそのとき目をそらした。


…

二つのケーキが食べ終わり
残り四つは冷蔵庫に入れる。

銀時｢うまかったな。｣

A｢えぇ、次はフルーツタルトが食べたいです。｣

銀時｢え、俺それ食べたかった。｣

A｢ふふ、明日決めましょ。｣



明日もこの時間が楽しみです。





後日、神楽ちゃんに全部食べられました。

せーの→←高杉くん３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す