【銀魂】銀時の彼女さん。【坂田銀時】

真選組１ ページ22

銀時side


やべぇ…緊張する。
あれからババアんとこを出て
取り敢えず家賃は一緒に払うことにした。
まあ女に払わせるのもアレなんだけどねっ？？

A｢次はどこですか？｣

首を傾け笑顔で俺に問う。
その姿はすごく素敵なもんで

よくこんな出来た女惚れさせたよな
さすが俺だわ。

にしてもどこにしよ
こっから近いのだとどこだー？

銀時｢んー…どこがいっかなー｣

A｢どこでも大歓迎ですよ。｣

…可愛い
美人すぎるわ。

ドンッ

誰かにぶつかる

よく見ると見慣れた栗色の髪をした
俺より少し小さい少年にぶつかった。

A｢だ、大丈夫ですか…？｣

あわあわと心配してくれるA。

銀時｢お、おう…俺は大丈夫｣

ぶつかったヤツ…
沖田くんだと思われる人物に目を向ける。

沖田｢旦那ァ、痛ェじゃないですかィ｣

やっぱり沖田くんだった。
後ろには多串君とかジミーもいるようで。
それも3人とも私服。

ちっちゃいから見えなかった、とか
下手なこと言うと死にかねない

銀時｢わりぃ、わりぃ。｣

と軽く謝る。

沖田｢ちゃんと周り見てくだせェ｣

そう言われると
くいくい、と着物の裾を引っ張られる。

A｢銀時、友人ですか？｣

銀時｢んー、まぁな。｣

多串君を友人とは言いたくないけど

チラッと相手側を見ると
沖田くんはAのことをじっと見つめていた。

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