第三十七訓 ページ38
土方は
間を空けて言う
「なんかいつものお前らしくねぇよ」
Aは土方のその言葉でキレた。
「は?
なんだよそれ。」
声のトーンの低さに気づいたか土方と近藤は
ビックリする顔で見た
「なんでお前に俺のらしさが分かんだよ!
会ってたったの1ヶ月ちょいだぞ?!
俺だって母さんだって、俺らしさを知らないのになんでアンタに分かんの?!勝手な事言ってんな!!!!」
Aは息を切らした
「んなもん全部は分かるわけねぇだろ。
けどこの一ヶ月でずっと一緒にいたんだ
少しくらいは分かる、分かりてぇ」
「そんな簡単に言うな。」
「俺ァ....俺たちはてめぇの事なんざ知らねぇ。元いた世界で何があったかも知らねぇ。
けどお前は
だから少しくらいは話してくんねぇか」
Aは下をむいた
そして一粒の涙を流した
「っ....なんで。
お前らは....そんな、優しいの」
A?と心配そうに見る土方
「初めて言われた....仲間なんて....。
友達とすら言われたことなかったのに....」
「A....」
「Aちゃん.... 」
「お前らには....話してもいい、かな」
Aは思った。
こいつらは裏切らねぇ。
漫画でもそごたんは近藤派だし
土方もトッシーを封じ込めて真選組を守ったし
「全て話す。」
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雫っ子 - 笑いが止まりませんw更新楽しみにしています! (2014年12月27日 13時) (レス) id: 4c81342861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽月(ばつ) | 作成日時:2014年11月3日 13時