真相 ページ6
神威side
そろそろ本当のことを話そうか。
Aは春雨で俺の彼女だったのは本当。じゃあ、Aがなんで“ちきゅう”に来たのか、話そうか。
Aは夜兎でも、天人でもない。多分親が強かったんだろうね。なんか“さむらい”っていう種族?だったらしいし。あの国ではそのさむらいは強いらしい。
でも、A曰く強いわけではないんだって。誰かを守りたいとか自分が掲げている“ぶしどう”を貫くために戦ってるんだって。俺からしたら考えられないヨ。夜兎は血を求めて戦場へ出る。戦を起こすんだ。身体の渇きを潤すため。
でも、Aは違うらしい。俺はAを、さむらいっていうのを知りたくなった。そして調べていくうちにAを好きになった。そしてある日考えたんだ、
「Aを地球に戻してその武士道をもっと大きくして貰おう。そしたら、今までとは比にならない強さが手に入るんじゃないか。」
勿論、俺は強い奴が好きだから、Aにはもっと強くなって欲しかったんだ。強くなって、強い子を産んで欲しいと思った。
でも、はじめはAを地球に送ることに抵抗があったんだ。Aを手放したくなかったし。
だから俺からAへ稽古つけたりしたんだけどネ。Aはくたくたになって話にならなかったから地球へ送ることを決めたんだヨ。
独占欲→←真選組、副長補佐(苗字)(名前)参る とか言わせたい…。
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作者名:りん x他1人 | 作成日時:2018年6月22日 17時