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第1話 ページ3

家から出きた私はフラフラだった。

いつも、1日を布団の上で過ごしていた私は体力というものが全く無い。

意識もだんだん遠のき、道で倒れてしまった。

道で倒れた私を見つけたのが先生だった。



『…?』

「おや?目を覚ましましたか。」

『…』

「道で倒れてたんですよ?」

『…あ』

「家まで送りましょうか?」

『だ、大丈夫です…!』

「?そうですか…」

「あ、名前を教えてくれますか?」

『あ…Aです…。』

「Aですか。」

先生はそう言って笑った。

『…』

とっても優しい微笑みだったのは今でも忘れられない。

「ところで、なんであんなところで倒れてたんですか?」

『家から離れたくって…』

「…そう言うことですか…。」

『お願いします!私を家に帰さないでください!!!』

両親のあの会話がよみがえって涙が止まらなくなった。

そんな状態で、私は先生にお願いした。

少なからず先生は驚いていた。

「…急に泣き出したらから何かと思えばそんなことでしたか…」

「…君が嫌だと言ってることを無理にさせませんよ。」

『えっ…』

「私は知りませんが、嫌だと言う理由があるんでしょう?」

「だから、泣かないでください。」

『…あ、ありがとうございます…!』

私は先生のその言葉でまた涙が溢れてきた。

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高杉るな - この作品はちょっと切なくて、良いですね!(いきなりすみません)あと作者さんが一生懸命(?)なのが分かります!更新、楽しみにしてます♪ (2017年11月28日 17時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» ありがとうございます! (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» はい…。夢主には終わりがあります。余命と言う言葉があるなかでも皆さんの心が温まるような話に出来たらと思っています。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - ムクロさん» 提案ありがとうございます!松陽先生の傷は盲点でした…。これから先この作品に生かせたら是非使わせて頂きたいです…!ありがとうございます。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 更新頑張ってください (2017年11月25日 14時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘党。 | 作成日時:2017年3月31日 13時

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