【銀魂】女隊士と愉快な仲間達８５

３９９１話 ページ10

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「神楽ちゃんみたいな可愛い女の子だと危険な目に遭いかねないし、もう兎に角危ないから心配だし、ね？」

坂田「テメーも一応女じゃねェか」

「えぇ、一応ではなくれっきとした可愛い女の子ですよ？女の子極めちゃってますけどね？その前に一人の隊士ですから」



「こっちだって食費かかってんだ」とごねる万事屋だったが「いーから、帰んなさい！」と無理矢理背中を押して追い出そうとすれば、晴太くんは「せめて銀さんだけでも！銀さんは普段はこんなんだけど強いのは確かだし、」と俯いて。なので私は、膝を曲げて晴太くんと目線を合わせるように屈んだ。



「晴太くん、あのね。旦那はどんなに腕っぷしが強くても、ちゃらんぽらんなの。だから早急に事件解決なんて出来ないんだ。だってほら見て、あの頭。ちゃらんぽらんが滲み出たせいで天パなんだよ」

坂田「真面目な顔で何つーこと諭してやがんだ！！誰がちゃらんぽらん！？」

「ちゃらんぽらんでない人が天パになるわけないじゃないですか！！じゃあなんですか！心の乱れですか！！ンなモン余計任せられるかァ！！」

坂田「何でもかんでも天パと結びつけようとしないでもらえる！？俺だって好きで天パ人生歩んでるわけじゃねーんだよ！！」



一頻り怒鳴り散らした旦那は私の胸ぐらを掴んだまま「いいか税金ドロボー共」と近藤さんらを睨み付ける。



坂田「元はと言えば万事屋が最初に依頼されたんだ。こっちはこっちでこの事件を解決する、拒否権はねェ、いいな？」

「ダメですちゃらんぽらんなので」

坂田「テメェは黙ってろ！！」

「グバッ･･････！！」



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