【銀魂】女隊士と愉快な仲間達８５

４０１４話 ページ33

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「作戦ですよ作戦！作戦を立てるんですよ！」



全国の井手上漠ファンの怒りを拳に乗せて旦那をボコボコにして、罰として食器洗いをさせた後に先程目覚めた個室へと閉じこもる。着物が暑いのか派手な化粧が段々と禿げてきている旦那は、カツラすら取ってしまっているが、せめて話だけでも聞いてもらおうとそれだけは許可した。



「このままでは女の子達が高崎に喰われてしまうかもしれません！！」

坂田「喰われる仕事なんだからいんじゃね」

「もっともーっと殴られたいんですか？」



女性らしさの欠片もない半遊女姿の旦那に「このままでは強行突破という名のゴリ押ししか作戦がありません！」と、熱弁講座の先生みたいにその場を歩き回って話せば。



「ラスボス戦でドンドンごり押せだけでは上手く行きません！確実に失敗します！！HP削られて終わりです！だって僧侶居ないもんこのパーティ！」

坂田「じゃあお前だけドントンごり押せにしようぜ。俺は逃げるから」

「丸投げしてるだけじゃないですか！逃げ失敗し続けて棺桶にでも入ってろ！！」



「あーもうどうすんですかぁ！」そう言って頭を抱えれば、旦那は懐に忍ばせていた短刀を取り出して「ンなモン作戦なんて考えっから悪ィんだよ」と、放つ。



坂田「死にたくなきゃ、俺にめいれいさせろ」

「うわあ死ぬほど頼りねぇ･･････」



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